不安な気持ちを解消するワーク
コロナ禍が再拡大する中で、感染リスクの事を考えて、日々、不安な気持ちになる人も増えていることでしょう。
不安な気持ちを抱えたまま仕事をしても、モチベーションは上がりません。
下記に、私自身がかつて取り組んだ、不安解消のワークの手順を載せておきますので、ぜひ、ご活用ください。
1.心配事を付箋に書きだす
不安に感じることをリストアップして、1項目ずつ付箋に書きだしてテーブルの上に張り出します。
2.心配事が現実化する確率を予想する
リストアップした心配事が、現実化する確率を予想して各付箋に書き足す。そして、その数値の信憑性について話してもらいます。その際、なぜ現実化するのか、具体的に説明してもらうことがポイントです。(※ 1人で行う場合は、ノートに書きだします)
3.心配事が「現実化しない」と仮定してその理由を話す。
今度は逆に、心配事が実際には起こらないだろうと仮定して、現実化しない理由を語ってもらいます。(※ 1人で行う場合は、ノートに書きだします)
4.現実化しないと分かった付箋を破り捨てる。
心配事について、違う視点から話をし終えたあと、心配していたことは、単なる思い込みではないか?勘違いではないか?杞憂だったと思えた項目が書かれた付箋をテーブルから剥がして、1枚1枚、破り捨てていきます。
多くの場合、机の上に残った付箋はごくわずかしか残りません。
この心配事を消滅させるワークは、私が今のビジネスで独立起業して半年ほどたった時に、業績がなかなか上がらず、このまま経営をし続けることができるのかどうか心配して青い顔をしていたとき、当時のメンターから教えてもらいました。
結果、私の心配事は全て消滅してしまい、それ以来、過剰に心配するようなことはなくなりました。
ご参考になれば、幸いです。
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