上司の9割は「褒める」ことが苦手
人材育成で「褒める」ことは重要なファクターです。しかしながら、褒めることを得意であると胸を張って言える人は少数派です。
経営者、リーダーを対象にしたセミナーの参加者へアンケートを行った際に、不得意であると答えた人は実に9割を超えていました。
そのアンケートはテレワークが広がる前に行ったものですので、テレワークが主体となっている職場では、これまで以上に褒めることに苦手意識を持つ人が増えているはずです。
テレワークでは、部下と話をする機会がほとんどないという日もあるでしょう。会話することがなければ、褒めることはできません。そうなるとますます、褒めることを苦手だと感じてしまうことになります。
30歳前後の「ゆとり」世代以下の人達は、子どもの時から“褒めて育てる”教育を受けてきました。ですので、褒められるのが当たり前という中で、学校では教師、家庭では親と接してきています。
そうなると職場においても、褒められることを自然と期待するようになってしまいます。また、なかには褒められないことに不満を抱く人もでてきます。
ただ、そうかと言って無暗に褒めることは避けるべきです。
褒めることが苦手だと感じている人が、無理に褒めたとしても、ご機嫌を取っているように捉えられてしまうので逆効果となります。
どうすれば良いのでしょうか?
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