見出し画像

テレワークが進むことによる大きな問題

緊急事態宣言が、大阪、兵庫、京都、他、11都府県に拡大が決定されました。政府からは企業に対して、テレワークへの移行が要請されています。

ただ、テレワークが進むなか、問題となることも多くあります。

自宅でテレワークを続けていると、業務を進める過程で分からないことがあっても、気軽に誰かに尋ねることができません。とくに社歴が浅いスタッフであれば、先輩や上司にちょっとしたことを訊くのに、チャットしたりメールを送るのは気が引けてできないものです。

ですので、何か一つでも躓くことがあれば、そこから先に業務を進められず、締め切りが迫っている場合は一人で焦り、頭を抱えることになります。

その結果ミスをしたり、締め切りに間に合わなければ、全体のスケジュールに支障をきたすことになります。

皆が同じ職場に出勤して机を並べて仕事をするスタイルの従来型のオフィスであれば、業務の合間の雑談で、ちょっとした悩みや問題について上司や先輩に質問、相談することは、それほどハードルが高いとは感じません。

一方、テレワークの場合、コミュニケーションの多くはテレビ電話システムやチャットで行うので、どうしても用件のみの伝達になりがちです。数名でリモート会議を行っている最中に個人の相談事を持ちだすには、かなりの勇気が必要なので話すことはできません。

そうなると、悩みや問題を抱えならが、常に靄がかかった状態で毎日を過ごすことになってしまいます。抱えている未完了な事項が増えるとストレスがたまり、仕事に対する意欲低下につながります。

ストレス過多になっていたとしても、部下からSOSを出すケースは稀です。そのまま上司が部下の状況に気付けずに放置していると退職につながることもあるので要注意です。は、決死の覚悟をもってくるときと覚えておきましょう。

コロナ禍の自粛期間中にテレワークをしていて多くの人が感じたのは、孤独感、寂しさ、不安などネガティブな感情だったのではないでしょうか。そう言う感情を抱いたまま、一人で仕事を続けるとストレス過多となり、メンタル不調に陥りやすくなります。それだけではなく、免疫力が低下し体調も思わしくなくなります。

では、どうすればいいのでしょうか?

続きは明日お伝えしますね…


■ テレワークで働く部下を、どのようにマネジメントすれば良いのか?

具体策をご紹介している岡本文宏の8冊目の新刊。

『テレワークでも部下のやる気がぐんぐん伸びる! リモート・マネジメントの極意』は下記よりご覧ください。

https://amzn.to/3l1AHeL


いいなと思ったら応援しよう!