『自分の正直な気持ちはなんだろう?』

『自分の気持ちは自分のために言わなきゃだめだよ』
喜多川海夢

アニメ『その着せ替え人形は恋をする』第1話より
原作 福田晋一
製作「着せ恋」製作委員会

 もともとアニメは好きな方だったのですが、なかなか時間を作れず、しばらく遠ざかっていました。
 秋の夜長だからというわけでもないのですが、最近、アマゾンプライムビデオでいくつかアニメを見ていました。
 ちょっとした隙間時間にアニメを見るのに、プライムビデオのようなサービスはありがたいです。

 いくつか見たアニメの中に、原作のマンガを読んだことがあり、面白いなと思っていた『その着せ替え人形は恋をする』というアニメがありました。
 内気で、他人とコミュニケーションをとることを苦手としている主人公。
 明るく社交的で、自分の「好き」を大事にするヒロイン。
 そんな二人を軸にしたラブコメディです。

 冒頭のセリフは、主人公がクラスメイトに掃除当番を押し付けられて、本当はイヤなのに断らない主人公に向けて、ヒロインが言った言葉です。
 この場面では掃除当番のことを言っていますが、この言葉は色々なことに対して言えるのではないかと感じました。
 普段の生活や仕事で、イヤなことをイヤと言えない。自分が飲み込んでしまえば場が丸く収まると思い主張をしない。自分には無理だろうと思い、やってみる前から諦めて沈黙してしまう。

 社会生活を営んでいるので、全部が全部、自分が主張をすればいい、意見を言えばいい、というわけではないことは分かります。
 ただ、口に出して言わないだけらなまだしも、自分の気持ちに対して、自分で自分にウソをついたり、自分自身を欺いていることはないだろうか。そんなことを思いました。
 でも、自分だけは自分の気持ちを正直に、自分に言ってあげたいな、自分のために。
 そんなことを感じたセリフです。

 『自分の正直な気持ちはなんだろう?』
 自分の気持ちに正直になれないと悩んでいる方。
 自分の気持ちに素直になって嫌われたらどうしようと思っている方。
 自分の本当の気持ちをだれかに聴いてもらい、認めてほしいと思っている方。
 いつでもご相談ください。

いいなと思ったら応援しよう!