『自分の気持ちにどんなブレーキをかけているだろう?』
Dear Evan Hansen(ディア エヴァン ハンセン)
『あなた、好きかもよ?』と勧められたので、観た映画です。
ミュージカルが原作ということもあり、映画もミュージカルタッチでした。とはいえ、いきなりみんなが歌って踊りだすようなシーンはなく、ミュージカルシーンへの入りは、スムーズなように私は感じました。
登場人物のだれもが、それぞれの種類の『孤独』を抱えていて、そのだれもがそれに立ち向かったり、折り合いをつけようとしたり、隠したり、逃げたりしている。そして、そんな人は実は身の回りにたくさんいて、独りで孤独を抱えている。誰かが声を上げるのを待っている。そんなことをこの映画から感じました。
「あなたは独りじゃないよ。大丈夫」そんなふうに言ってあげたいし、言ってほしいし、そうでありたい。
「私って独りじゃないんだ」そう思えること、感じられることが、生きていくうえで、大きな、大切な力になるのかな。
そんなことを思いました。
物語は一通の手紙と主人公のついた『優しい嘘』から始まるのだが、はたして主人公は優しさから嘘をついたのか。
そうであっても、そうでなくても、その嘘から話が自分の手の届かないようなところまで大きくなっていってしまう。
そんな様を主人公目線で見ていたら、私は心が痛くなりました。
色々と心が動かされる場面があったのですが、映画の中で主人公が歌った歌の歌詞が印象的だったので、ブログの冒頭に引用しました。
この主人公ほどではないにしろ、普段の生活の中で、自分の気持ちや心に対して、ブレーキを踏んでいることがあるかもしれないな。そんなことも思いました。
『自分の気持ちにどんなブレーキをかけているだろう?』
なにか一歩を踏み出したいのに、本当の自分に素直になりたいのに。
どうしたら、自分の気持ちにブレーキをかけずに前に勧めるのか。
悩んでいる方、いつでもご相談ください。
(出典)
https://youtu.be/29w8yTr3GtA
Dear Evan Hansen 劇中歌より
(Waving Through A Window : YoutubeのUniversal Music Japan International公式サイトより)