「なんでもリサイクル~」でおなじみ!?北海道の“あの”リサイクルショップの歴史
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今回はオカモトのリサイクルショップ事業の歴史をご紹介いたします。
オカモトグループの事業概要につきましては、過去の自己紹介記事をご覧ください。
なんでもリサイクルビッグバン
「もったいないからリサイクル ♪ リサイクルはエコだから ♪ もったいないはエコになる ♪ なんでもリサイクルビッグバン♪」
この歌をご存じの方はおそらく「元」を含む道民の皆さんではないでしょうか。
歌のなかで名乗っている通り、北海道に展開しているリサイクルショップ「なんでもリサイクルビッグバン」のCMソングです。
そのビッグバンを運営しているのが、何を隠そう私たちオカモトなのです。
そのビッグバンは、北海道内に12店舗展開し(22年5月現在)、総合型リサイクルショップとして、20余年営業してまいりました。
最近は、工具や農機具などを取り扱う「なんでもリサイクルビッグバン工具館」という専門店にも力を入れているのですが、私たちのリサイクルショップ事業がどのようにして誕生し、どのようにしてここまで歩んできたのかをご紹介します。
よろしければ、最後までお付き合いください。
北海道初!総合型リサイクルショップ
オカモトがリサイクルショップ事業に参入したのは1999年の1月のこと。「なんでもリサイクルビッグバン帯広南町店」の出店がそのはじまりでした。
当時はまだ珍しいリサイクルショップということもあり、2日間のオープニングイベントで店内の商品がなくなるほどの大盛況で、オープンから3日目には品出しのため休業したというエピソードまであります。
ビッグバン帯広南町店のオープンからさかのぼること半年前。オカモトの経営企画室室長であった中西創(現オカモトホールディングス専務執行役員)は、新規事業の調査をする中で「自らリサイクルショップを立ち上げたい」という強い意志を持って社内起業に奮闘していました。
TSUTAYAやびっくりドンキーなど、オカモトが経験のない新規事業に参入するときには、フランチャイズに加盟をしてノウハウを獲得してきた歴史があります。リサイクルショップ事業を立ち上げるときも、同様にチェーン店への加盟を検討しましたが、「事業の自由度を高めるため」オリジナル店舗にこだわることにしました。
元気企業ランキングで一躍トップに
このころは、日本国内でもリサイクルショップのチェーン店が出来始めたばかりの時期で、マーケットの草創期に新規参入できたことも、事業に勢いをつけた要因でした。1号店の反響にも大きな可能性を見出し、帯広南町店のオープンからわずか半年後には、当時としては国内最大級の売場面積を誇る2号店「ビッグバン帯広柏林台店」を出店し、早々に多店舗化の道を歩むことを決めたのでした。
翌年の2000年6月には3号店となる「ビッグバン旭川永山店」をオープン。はじめて十勝を飛び出し、オカモトグループが全道展開する橋頭堡を築いたことからも、後に社長の岡本謙一は「当社が凡庸な地方企業でなくなったのはこのとき」と話しています。
その後は札幌市へと進出し、釧路市、苫小牧市、室蘭市など、道内主要都市に次々と店舗網を広げていきます。人口が数万人規模の小商圏にも出店し、地域一番店をつくりながら、2年間で14店舗を出店するスピード展開を続け、最盛期には27店舗ものネットワークを構築しました。2003年には北海道の「元気企業ランキング」でトップになるなど、環境貢献型事業として大きく成長していったのでした。
総合型から専門型へ
総合大型店を軸に、スポーツ用品専門店や古着専門店、輸入古着専門店、ブランド品専門店など、一時期はスペシャリティストアにも挑戦し、ブランドのバリエーションを多彩に増やしたこともありました。
そのほとんどの店舗がいまでは閉鎖していますが、1999年の開業から20年を経て、リサイクルショップ事業が成熟化するいま、その経験は確かに生きています。
2020年に工具専門のリサイクルショップ「なんでもリサイクルビッグバン工具館」を出店し、改めて専門性に特化した店舗に力を入れています。
1号店は、ビッグバン帯広柏林台店に併設する形で立ち上げ、2021年には2号店(北斗七重浜店)と3号店(釧路星が浦店)が、2022年には4号店(苫小牧桜木店)が誕生し、短期間で急速に店舗網を拡大しているところです。
DIYがトレンドになり、さらに新型コロナウイルスの影響もあって工具の需要が増えるなか、特に低価格で購入できる中古品は、日曜大工をはじめる皆さんにとっては手に取りやすいアイテムで、とても喜ばれます。
興味のある方は、ぜひ一度ご来店くださいませ。(歴史の紹介といいながらも、自然とPRを織り交ぜてしまいました)
最後に
冒頭でご紹介したCMソングのように、「もったいない」の精神と「エコ」の心を大切にここまで営業を続けてまいりました。
これらの想いを変わらず抱き続け、不要になったものを必要としている方へ橋渡しをしていくことが、我々の使命であると考えています。
どうぞこれからも「なんでもリサイクルビッグバン」をよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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