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プロトアウトで成長しました

某小売業商品部スタッフで計画コーディネーターとして計画の進捗管理と部署運営全般を担っています。8月から約3か月間ほど、プロトタイピング研修に取り組んできました。最終成果物を作成したので、自分自身の備忘の意味も含めて記事を書きます。

■プロトタイピング研修とは:
自部署の課題を自ら見つけ出し、デジタルを活用し、自ら手を動かして具体的な解決策の1つ(プロトタイプ)をつくり、現場で試す事が できる人材を育成するもの。
期間:2023/8/8(火)~11/10(金)
約3か月 非常に内容の濃いものでした。

■プロトタイピング研修を受講した理由
 私が所属する商品部では、52週MDの一環として、主に商品系データーベ
 ースである「DWH」・「MDPA」、管理系データーベースである「BIS」
 より、MD・DB等がデーター抽出・レポート作成・分析・対策立案・対策
 実施の週次フローを業務をおこなっております。
 現在、データー抽出・レポート作成に人時を取られ、分析・対策立案・
 対策実施の業務に十二分な時間を取れているとは言い難い状態です。
 このような状態を、プロトタイピング研修にて習得したスキルを活用
 して改善できたらと考えました


【制作物・タイトル】 仕入計画(CAP) の進捗管理を自動化したい!

 テーマ選定理由:小売業最大の投資である「仕入れ」の進捗管理において、人時がかかる部分をデジタルを活用し、効率化したいとしました。
取り組みにかける思い:バイヤーには、データ取得・加工に時間をかけずCHECK(分析)・ACTION(対策)に注力してもらい、お客さまの要望に応えられる商品の仕入れ・品揃えを実現してもらいたい
ツールは「Power Automate DeskTop」です。

① 取り組んだ理由

現在、データー抽出・レポート作成に人時を取られ、分析・対策立案・対策実施の業務に十二分な時間を 取れているとは言い難い状態です。データ取得・加工に時間をかけずCHECK(分析)・ACTION(対策)に注力してもらい、お客さまの要望に応えられる商品の仕入れ・品揃えを実現してもらいたい研修で学んだツール「Power Automate DeskTop」を活用すれば、自動化により効率化できると考えました


② PADへ実装完了と想定効果

③ 実装後、感想・意見など多くお伺いしました

・上司のMGR1名・同僚2名
・商品MGR1名・商品部員2名
・アシスタント2名 

④ フィードバックを実施し、要望・疑問からさらに対応進めました

 (要望)SharePointに投稿OrOutlookでメール配信してほしい
     ➤OutLookで自動配信を追加
 (疑問)突合作業は自動化できないの?
     ➤改善方法がみつからず、手作業を継続(今後の課題)
     ➤商品部DBさんに相談・お力頂く必要あり

⑤取り組みの波及効果

デジタルを活用した業務の効率化を一緒に取り組んでくれる仲間がふえました! この取り組みを継続して続け、強力してもらえる部署の仲間を増やしていければ、きっと部署が良くなると感じます。

【制作物・取り組んでみて】

  ■デジタルの力を活用して業務効率化はできた。
   *浮いた時間を 「いかに、有効活用できるか」が大事
   ➤分析・対策立案に活かし、次の商品開発にも役立てそう
  ■時間がなくて、十分にPDCAを回せていなかった
   *PDCAサイクルが回せる組織風土の定着が課題
   ➤フィードバックでみんなより興味・意見が出てきた
  ■自分が異動になっても、デジタル活用の取り組みが途絶えないよう
   *PADを使える人材育成が必要
   ➤アシスタントさんが、PADに興味を持ち、勉強会開催

  一歩づつ、PDCAサイクルが改善できつつある!

【学び・得たもの】

プロトタイピングの経験自体は非常に有益だったと思います。
この研修では、下記2つの資産を得る事ができたと感じております。
1つ目の資産は、
課題を自ら見つけ出し、自ら手を動かして具体的な解決策の1つ(プロトタイプ)をつくり、現場で試すサイクルを回して改善していく(簡単にいえば、「とりあえずやってみる」)事がいかに重要であるかが、研修を通して感じました。今回の制作物に関しても、時間が足りず取組めていない点や改善できる点が、まだまだ山積しております。「継続は力なり」で改良・進化させる為、今後も継続して取り組んでいきたいと思います。
2つ目の資産は、
研修を通じて知り合えた、「同じ会社のメンバー」「プロトアウトスタジオの方々」等の知見です。同じ会社に属してはいるもののほぼ交流がなかった他部署の方々、研修に参加しなければ恐らく一生おあいできなかったプロトアウトスタジオの講師の方々は、私にとって貴重な資産だなと感じるとともに、これからもこの資産を大事にさせて頂けたらと感じました。


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