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「場づくりという冒険」は人を癒す旅なのかもしれない。

人が好き、街が好き。
その人らしさやその街らしさを知るとワクワクします♪

今日は、先日読んだ「#場づくりという冒険」という本の話。

この本は、2020年4月にグリーンズ出版から発売された。
著者は、兵庫県尼崎市で「場づくり」を続けている、場を編む人・藤本遼さん。

私自身、主人の転勤によって山口県岩国市に移り住む前は、尼崎市民だったこともあり、遼さんたちがつくっている「場」に家族で参加させてもらったこともありました。

その時から思っていたこと。
◉場をつくっている人が、いつも楽しそうだった。
◉そこでどんなコミュニケーションがなされているのかとても気になった。
◉そして、子供たちがもう少し大きくなったら、つくり手側として参加してみたいと思っていた。

前置きが長くなりましたが、
この本は、全国各地で「場」というものを丁寧に、そして時には苦悩しながら紡いでいる13名の方へのインタビューを中心に構成されています。

どこから読むのかは、きっと皆さんの自由。
私は、実際に行ったことある場、そして聞いたことある場のエピソードから読み始めて、なんか気になるこの人・この名前・この場所。という風にランダムに読ませてもらいました。

全体的に共通して感じたことは2つ。

1つは、場づくりを続けることは、
自分やそこに関わる人を癒す旅ことなんだ。ということ。

この本に登場する人たちは、
楽しい嬉しいというプラスの感情だけでなく、
寂しさや葛藤、そして怒りにも似た、
どうにかしたいという想いで続けているように感じました。

場をつくり続けるということは、そんな想いに気づき、
向き合って、受け止め受け止められて、癒されていく時間なのかもしれない。

2つ目は、結局動くか動かないかは自分次第だということ。

誰々だからできる、この街だからできる。ではなく、
誰にでも等しく可能性はあるし、どの街にも等しく価値がある。
だからこそ、自分が癒したい想いがそこにあるなら、
まずは自分が手足を動かす、出ていく。

この本に登場する人たちは、みんな自分で手足を動かしている人たちでした。

13名の方のエピソードとその場の様子、
そして場づくりコラムからなる「#場づくりという冒険」。

何日かかけて読んでいるく中で、
その時になんとなく気になった人のエピソードから、
「すごい同感!今のタイミングで欲しかったメッセージ!」
と思うことが何度かありました。

きっと、読み手によって響く部分は違うけど、
一人一人、その時その時に合ったメッセージの受け取れる本だと思います。

そして、全国各地に行きたい場所が、また増えました^^

たくさんの場がオンラインに移行されている今の時期だからこそ、
今まで関西や東京遠いわ〜と思って、気軽に参加できなかった場に、
参加させてもらえる機会が増えました。

ただ、一方で、やっぱり実際にその場に直接行って、
場の空気を感じて、会ってみたい人もいる。会えるかもしれない人もいる。

また、そんな日が来るのを楽しみにしています。

おかみわ note。
今日は「#場づくりという冒険」という本についての感想を書きました。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね!


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