【🇲🇽 メキシコシティ#9】メキシコはタコスとチュロスでめちゃ幸せだった!
現地3泊と短いメキシコ旅もあっという間に最終日。帰国日ですがメキシコシティでの死者の日のメインイベントが行われるので、この日も朝早くからスタートします。まずは最終日までありつけていなかったチュロス屋さんへ。スペインの文化が残るメキシコでも美味しいチュロスをいただくことができます。定番はホットチョコレートにディップしながらいただくんだそうです。シナモンシュガーが効いていて、朝からでもがっつり食べられました(苦笑
帰りの飛行機は深夜なので、ホテルをチェックアウトした後は荷物を夜まで預かってもらい、メインイベントのパレードを楽しみました。パレードの様子は最後の記事でご紹介します。まずはUberで郊外へ移動。メキシコ人の有名な建築家ルイス・バラカン作のルイス・バラカン邸とヒラルディ邸を観てきました。歴史地区への帰りは地下鉄にも乗ってみました。海外の鉄道ではスリなどに注意が必要ですが、パリよりは安心感があったかな(汗 ボールペン売りの人が現れたりします。みんな助けあっているんでしょうね、購入する人もそこそこいらっしゃって心が温まりました。
歴史地区に戻ってからは、メキシコとの別れを惜しむようにタコスとビール三昧です。メキシコのビールと言えばコロナですが、本場メキシコまで来ないと呑めないのが生のコロナビール。その生コロナが飲める「サロンコロナ」はホテル周辺に4件ほど確認できたので、滞在期間を通して全ての店舗を制覇してきましたよ(苦笑
メキシコ旅最終日の朝は、こちらも渡航前からチェックしていたメキシコシティで美味しいと評判のチュロス屋さん、Churrería El Moro です。歴史地区に何店舗かあるようですが、動画サイトなどで良く紹介されていたのがエヘ・セントラル・ラサロ・カルデナス通りに面している Centro。こちらが本店のようです。
朝8時から営業しているそうなので、早起きしてホテルから10分ほどかけて歩いてきました。店の前に立つだけでもういい匂いがしてきます。Google Map では24h営業とあるのですが、比較的新しいweb情報を信じて 8時到着を目指しました。
死者の日ということもあり、店内はマリーゴールドの花がたくさん吊り下げられていました。開店直後でしたがもうお客さんがちらほらと入っていましたね。
日中は多くの人で行列ができるようです。テイクアウトにも対応しています。シュガーの種類も3種類くらいあったかな、チュロス 4本とホットチョコレートがセットになった Paquete です。
チュロスはホットチョコにディップして食べるのが美味しいんだとか。ディップ用の濃厚なチョコレートソースやキャラメルソース、練乳のようなソースもあります。
シュガーはシナモンシュガーが美味しかったです。朝から血糖値とテンションを上げて、メキシコ最後の一日を楽しみます。
ホテルをチェックアウトするため再びエヘ・セントラル・ラサロ・カルデナス通りを歩いていると連接バスが。私の旅行旅でも各国の連接バスをご紹介してきましたが、メキシコシティにも走っていたんですね。ちょっと感動してしまいました。
しかもこれトローリーバスですよね。パンタを下ろしていたのですが、何を動力に走っているんだろう?メキシコシティではメトロブスと呼ばれており、メトロカードを持っていないと乗車できないみたいです。
さて、ホテルをチェックアウトしました。帰りの飛行機は深夜便なので、長時間になりますが荷物を夜まで預かってもらえるよう、事前にホテルにお願いしていました。快く引き受けてくれて感謝しかないですね。
ホテル近くで車通りのあるシモン・ボリバル通りで Uber と合流、奥さんのリクエストでメキシコ人の有名な建築家であるルイス・バラカンの作品を観るため、チャプルテペク公園の南側へ移動。ルイス・バラカン邸と仕事場に来てみました。中には入れませんでしたが、建築物が見たかったのでここに来られただけで満足だったようです。
ルイス・バラカン邸からちょっと歩きましたが、こちらも同建築家設計の作品の一つヒラルディ邸になります。広告代理店を経営していたパンチョ・ヒラルディとマルティン・ルケの依頼で手掛けた作品で、バラカン最後の作品になったんだとか。
メール予約をすれば、今現在の住人の方が中も見学させていただけるみたいです。
バラカンの作品を堪能できたみたいなので、帰りは地下鉄に乗ってみようと思います。メトロカードは滞在期間中に街中を散策する中で購入していました。海外旅行先で交通系ICカードを購入するのも旅の楽しみなっていますからね(苦笑
Constituyentes から7号線に乗って、途中の Tacuba 駅で 2号線に乗り換えてソカロ広場最寄りの Zócalo/tenochtitlan 駅で下車します。ショート動画もアップしていますので、よろしかったら(笑
海外の鉄道利用ではスリに注意するのが鉄則ですが、メキシコの地下鉄は日中の利用ではさほど怖くは感じませんでした。むしろボールペン売りの行商人が良く乗ってくるのですが、助け合いの精神からか、ホワイトカラーの方も結構購入していく人が見られました。ちょっと心が温かくなります。
地下鉄駅からソカロ広場へ出てきました。最終日になってしまいましたが、メトロポリタン大聖堂の中もしっかり見学しておきましょうということで、中に入ることに。
16世紀アステカ帝国を滅亡に追い込んだスペインのエルナン・コルテスの命によって建てられた巨大建造物で、古い木造建築の聖堂を取り壊し、1563年から建設が始まったのですが、完成まで約250年かかったそうです。
ベルが鳴りだしました。様々に変化する音色を少しですがお楽しみください。
大聖堂の中は多くの礼拝堂と祭壇、絵画・彫刻、聖歌隊席などがありました。あまり綺麗に撮影できていなくて掲載できないのですが、中でも毒薬のキリストが有名らしく、言い伝えでは毒に侵された信者から毒を吸い取ったため肌が浅黒くなったと言われる黒いキリスト像があります。
メトロポリタン大聖堂は1987年に「メキシコシティ歴史地区とソチミルコ」の構成要素の一つとして世界文化遺産に登録されていますが、その評価としては以下が挙げられています。
アステカ帝国の建築技術などが植民地時代の建設物にも影響を与えている
地下に埋没していたテンプロ・マヨールは、この地でかつて繁栄したアステカ文明の存在を示している
広場を中心として碁盤の目のように通路が配されるという都市設計は、植民都市を代表するモデルである
ソチミルコの農業風景は、スペインによる征服前のメキシコ高原の暮らしを彷彿とさせる
さて、この記事の最初と最後をグルメで締め括りますが、我々はメキシコに到着してからというもの、サロンコロナにてタコスと生コロナビールという最高の組み合わせでほとんどの食事を済ませていました… というより、これさえあれば幸せでした。メキシコに住めるかもと感じたのも、本場のタコスを最初に口にした瞬間からだったように思います(苦笑
メキシコシティ歴史地区にはサロンコロナが何店舗かあって、ホテルからの徒歩圏には少なくとも4店舗を見つけることができました。我々はその全ての店舗を訪れては、タコスと生コロナビールに舌鼓を打ってましたね。
ビールのサイズは Caña(カーニャ)が250ml、Clara(クララ)が 500ml になります。もちろん毎回クララです(苦笑 缶ビールで Modelo というビールを日本で見かけると思いますが、お馴染みコロナExtraをはじめとしたメキシコビールを販売している企業が Modelo 社です。
こちらがホテルから一番近いお店だったかな? サロンコロナは死者の日ということもあってか、いつ行っても席はいっぱいでしたが、回転も良かったのであまり長時間待つことはなかったです。
ほんと、冒頭のチュロスとこのタコス&生コロナがあればメキシコシティの旅を最高に楽しめると心から思いました(笑
Churrería El Moro
Luis Ramiro Barragan Morfin
Movilidad Integrada CDMX
Salon Corona