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【🇯🇵 群馬#1】一度はおいでというので行ってみたら本当に良いとこだった!

「草津良いと~こ、一度はおいで~」というフレーズは皆さん良くご存知ですよね。じゃあ行ってみますかぁということで、まだまだ雪が残る2月後半の草津温泉を訪れてみました。日本三大名湯にも数えられる草津ですが、実は初めての訪問です。旅の出発は上野駅からなので、北へ向かうんだなぁという気持ちが高まります。今回乗車した651系はなんとこの翌月で勇退となりました。現在はE257系が特急草津として走っているのかもしれません。

群馬が誇る名湯へは長野原草津口まで特急草津で向かいます。大宮から高崎線に入り上州路を北上します。渋川から吾妻線に入ると線路は単線になり、4kmを超える八ツ場トンネルを抜けるとまだまだ雪が残る景色が広がります。長野原草津口から草津温泉まではバスで概ね30分ほどでしたでしょうか、観光案内の車内放送が流れる中でゆっくりと時間が流れていくように感じます。


上野駅

今回は飛行機でも新幹線でもなく、上野駅から特急草津に乗って群馬県の草津温泉を目指します。週末旅なので一泊二日の短い旅ですが、初めての草津ということでテンションは上がっています。日本三大名湯にも数えられる有名どころですが、この歳になるまで訪れる機会がなかったのが我ながら不思議です(汗

上野駅

上野駅で駅弁を買い込んでホームに降りてきました。今では退役してしまった、スーパーひたちでもお馴染みの651系です。今ではE257系に代替わりしましたが、味のある顔つきがいいですよね。

写真の車両は651-1000番台の車両で、「あかぎ」「スワローあかぎ」「草津」に投入されたものと思われます。2023年3月のダイヤ改正でこれらの特急運用からは退役しています。

長野原草津口駅

上野駅から概ね2時間半くらいでしたでしょうか、長野原草津口駅に到着。特急草津の執着駅です。途中、渋川から吾妻線に入るところより単線区間になり、より旅のローカル感が高まってきます。写真では雪がないように見えますが、道路はしっかり除雪されていて、路肩に積み上げられていますよ。


草津温泉バスターミナル

長野原草津口駅から草津温泉バスターミナルまではJRバスが概ね1時間から1時間半間隔で運行しています。所要時間は30分ほどでしたでしょうか。2月ですが草津はまだまだ雪深いですね。

草津温泉BTまえ足湯

あまり大きくはありませんが、早速バスターミナル前に足湯があります。ここから湯畑まで歩いて5分かかったかな?かなり近かった印象でした。道路はしっかり雪かきされていましたので、歩きにくいということはありませんでした。

草津温泉

屋根に積もっている雪の厚さをみていただくと、ここは豪雪地帯なんだなぁと感じさせられます。正面に見えるのはホテル一井さんですね。湯畑が目の前ということもあって人気のホテルですが、お値段もさすがといった感じです。我々ですか?湯畑から徒歩 5分くらいの雰囲気のあるホテルでしたよ。


かまくらいと

例年1月から2月にかけて行われているらしい「かまくらいと」。町の商工会青年部が小さなかまくらを作ってライトアップされます。夜にも来てみましたよ。ちなみに2024年は雪が少なかったため開催されなかったそうです。これも温暖化の影響なのかな…

草津山 光泉寺

温泉薬師という括りがあるんでしょうか?日本三大温泉薬師に数えられているという草津山光泉寺は真言宗豊山派の寺院です。御本尊は薬師如来様。温泉地ということもあってか、ご利益は病気治癒や健康長寿だそうです。

草津温泉

屋根に積もった雪の層がやばいですね、よく押しつぶされないなぁと感心してしまいます。


白旗源泉

草津最古の湯と言われているのがこちらの白幡源泉です。1193年8月3日(日にちまで判っているんだぁ)に源頼朝が発見し入浴したと伝えられている、草津の中でも歴史ある源泉で、この源泉を引き入れている老舗の旅館奈良屋さんも有名です。

白旗源泉

もう湯気の感じからして熱そうですね(苦笑 現在も変わっていないのかは判りませんが55度もあると言われていて、これを旅館内に引き込む自然の流れで冷ましながら湯舟に注いでいるんだそうですよ。どうも日本人?はこうゆうところにお金を投げ入れるんですよね。強酸性でしょうから真っ黒になってました。


湯畑

湯畑が見えてきました。湯畑を囲むように飲食店やお土産店、ホテル・旅館が広がっています。2月はまだ春休み前かと思いますが、大学生らしい若者も多く見受けられました。もう定期試験終わったのかな?

熱乃湯

草津温泉名物のゆもみショーが行われる「熱乃湯」さん。ますこっとのゆもみちゃんが愛嬌を振りまいていました。Twiter(今はXか)アカウントもお持ちなんですね。そうそう、ザスパ草津(今はザスパ群馬)の選手もゆもみくんとして参加したこともあるんだとか。

湯畑

何度も言いますが(苦笑)草津温泉は日本三大名湯のひとつで、自然湧出量は毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しているんだそうです。湯畑というのは温泉の成分である湯の花の採取や、湯温を調節するための施設なんですね。

湯滝

湯畑を流れる超酸性湯はこの湯滝を豪快に流れ落ちます。ここも草津温泉湯畑の写真映えスポットですね。ここにある石灯籠は草津町指定重要文化財になっていて、1830年に伊勢太々講中の人々によって寄進された歴史ある石灯篭なんだそうです。夜は一層美しいらしいので夕食を食べたらまた来ます!


  • 特急草津

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  • 長野原草津口駅

JR吾妻線長野原草津口駅/ホームメイト

ホームメイト
  • 草津温泉

湯Love草津(草津温泉観光協会ホームページ)

草津温泉観光協会
  • 湯畑

「湯畑」は見どころ盛り沢山!硫黄の香りを感じながら散策しよう | らくらく湯旅

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