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島旅のきっかけは北海道でした!
はじめまして。
子供たちも我が家から巣立ち、社会人生活も残りを指折り数えられるくらいになったこともあり、COVID-19 で遠ざかっていた夫婦での旅行を 2021年の終盤くらいに国内旅行から再開しました。昨今は円安の影響もあり海外旅行は始められていませんが、2022年8月に北海道の利尻島・礼文島・稚内を周遊したのが離島旅がきっかけで、今では週末の短期間ではありますが国内の島旅を満喫しています。
夏休みや年末年始は旅行費用も高騰するので、週末の二日間もしくは有休を一日くっつけて三日間くらいで出かけています。
できるだけ細かくお伝えできればと思っていますが、読み物として飽きのこない長さで掲載できるよう心掛けていきます。
一般人が到達可能な日本の端っこを制覇しました
一般人が到達できる日本の4極を訪れてみようと思ったのも、2022年8月の稚内で宗谷岬を訪れたのがきっかけです。この歳になると仕事や日常生活のさまざまな取り組みにおいても、目標を見つけたりモチベーションを維持するのが難しく感じることが多くなってきたのですが(年齢のせいにしてはいけないですよね)、今では旅行を通じて次はどこへ行こうとか、これを制覇してみようといった目的を見つけることも旅の楽しみになりましたね。
日本最北端(北海道/宗谷岬)
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利尻・礼文を周ってフェリーで渡ったのが稚内。鉄道ファンでなくても知っている、稚内港からもほど近い日本最北端の駅稚内駅。旅程の中に稚内をいれたのも宗谷岬が目的でした。最北端の地でも夏場は暑いですね。この写真の右手に廻りこむとセイコーマートがあり何度かお世話になりました。
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北海道は何度か訪れており、メジャーどころの旭川、富良野周辺を残すのみとなりました。やっぱりラベンダーのシーズンに訪れるのが良さそうでしょうか。稚内駅周辺でレンタカーを借りて最北端を目指します。
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その前にノシャップ岬に寄って朝ラーをいただきます。みなとやさんでカニがたっぷり入ったカニラーメンをいただいて、市立の寒流水族館を覗いてみます。小さな水族館ですが、餌やりに可愛い反応をするアザラシやなかなか見られないオオカミウオはとても面白かったです。
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ノシャップから車を走らせて40分ほどかかったでしょうか、宗谷岬に到着です。8月下旬、北海道最北端の地でもやっぱり熱いですね。風が強く吹くと流石に涼しく感じます。この最北端への到達から一般人が到達可能な日本の東西南北の4極を訪れてみたくなりました。
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利尻・礼文・稚内の旅はここで帰路につきました。帰りは稚内空港から飛行機に乗り込みます。日本国内の空港利用を制覇するのも旅の目的のひとつになっていますね。
日本最南端(沖縄県/波照間島)
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思い立ったらすぐ行動したくなってしまい、同年10月には一般人が辿り着ける日本の最南端、波照間島を目指して石垣島へ。離島ターミナルでは世界チャンピオンがお出迎えです。波照間島への便は波や風の影響での欠航率が高く、石垣島 2泊の旅程で船が動いてくれたのは 2日目のみでした。当初は石垣に到着した日の午後に波照間へ渡る予定でしたが、このチャンスを逃す手はなく、2日目の竹富島の予約を全てキャンセルして波照間へ。
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波照間島での滞在は半日なので、原付バイクを借りて精力的に周ります。かつては定期便も就航していた波照間空港。今では救急時のヘリ搬送などで利用されているそうです。第一航空が再び定期便を飛ばすかもという情報もちらほら聞かれるのでこれからに期待です。
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島の本当の最南端はこの碑がある場所より少々西寄りになりますが、ここを目指して観光客の皆さんがやってきます。奥に小さくみえるのは星空観測タワーですね。街灯りがないので、天気が良い夜は八重山諸島各地で綺麗な星空を眺めることができるはずです。
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波照間島といえはニシ浜(北浜)の海が美しくて有名ですが、波照間港のニシ浜寄りの防波堤によじ登り、先端までいくとこの世のものとは思えない美しいサンゴの岩礁とハテルマブルーの海のコントラストを見ることができます。ここはニシ浜と一緒に是非とも訪れて欲しい場所です。
日本最西端(沖縄県/与那国島)
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波照間島から僅か2か月後の12月はクリスマスシーズンに、地理上でも日本最西端になる与那国島へやってきました。那覇空港から1時間40分ほどでしょうか、同じ県内でも500km以上離れています。石垣島よりも台湾の方が近いくらいですから。島内の移動はレンタカー、レンタルバイク、レンタル自転車になりますが、起伏にも富んでいるので車かバイクを借りるのがお勧めです。無料のバスも運行されていますが、集落間を結ぶバスですので、観光地を巡るものではありません。
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この島の見どころのひとつ、ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地ですね。当時のセットがそのまま残っていて観光施設となっているのも面白いです。近年映画化されたこともあり再び注目を集めているみたいです。
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与那国馬は日本の在来場8種のひとつで、島内の各所で見ることができます。主に空港裏手の北牧場、島の東側にある東崎(あがりさき)の東牧場、
比川集落と西崎(いりざき)の間の南牧場で見ることができます。南牧場は混血種を放して良いことになっているそうで、与那国馬と呼べるのは北牧場、東牧場に生息している馬なのだそうです。
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西崎(いりざき)展望台にある日本国最西端之地。地理上も国境の地なのですが、地図上(国土地理院)では西崎灯台裏側から海岸を覗きこんで見える岩礁(トゥイシ)が日本最西端とされています。まぁここまで来ると最果て感が半端ないですね。
日本最東端(北海道/納沙布岬)
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最後は東の果て、そろそろ極寒の時期を超えたかなぁと思われる年が明けた 4月に根室を目指します。根室へは釧路から厚岸経由で行かれる方も多いと思いますが、まだ利用したことのなかった中標津空港に降りてみたかったので今回は青組(ANA)に搭乗です。
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中標津空港でレンタカーを借りて、野付半島を観光しながら根室へ。日本最東端の駅(JR東根室駅)で写真をたくさん撮って今夜のお宿、ねむろ海陽亭へ。ホテルからも歩いてすぐの喫茶どりあんで根室のソウルフード?エスカロップをいただきました。筍の入ったバターライスにカツとデミソース。不味いわけがない!
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4月の根室の日の出は 5時前なので、3時半には根室市内のホテルを出発して納沙布岬を目指します。到着した頃にちょうど太陽が顔を出し始め、車を降りたら美しい朝陽に出会うことができました。なかなか綺麗な朝陽に出会うことは難しいのでとてもラッキーでしたね。
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納沙布岬は間違いなく一般人が日本で最初に拝める日の出を見ることができ、到達することが可能な日本の最東端です。実は写真の右端に見える灯台の裏手にある野鳥観察舎が到達可能な最東端かな(苦笑
2022年8月に北海道宗谷岬を訪れてから足掛け 8ヶ月で4極を制覇できました。この note では 2022年8月以降にどっぷり嵌った島旅をご案内してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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