【🇺🇸 ワシントンD.C.#2】スミソニアンの博物館群は一日じゃ全然足りなかった!
深夜にワシントン・ダレス空港に到着し、SuperShuttle を貸し切り状態でホワイトハウスからも近いホテル Hilton Garden Inn Washington DC Downtown へ。この辺り、年末年始価格の4つ星ホテルばっかりでなかなか手が出ない中、なんとか3つ星を確保できました(汗 初日はシャワー浴びてバタンキューでした。
翌日、小雨が降ったりやんだりと天候は今一つでしたが、朝早くから観光スタートです。まずは散歩がてらすぐ近くのフランクリン広場で作戦会議。Smithsonianの散策計画をたててまずは国会議事堂最寄りの Capitol South まで地下鉄で移動し、あとは Smithsonian 博物館群を歩いて散策してホテルまで戻ってきます。
昨日は深夜の到着でしたため周辺の景色はまったく分からなかったため、まだ小ぶりでしたが朝早くからホテルに近いフランクリン広場へやってきました。明日は早朝にD.Cを発つので、今日一日でどのように観光するか作戦会議です。
この広場にはリスがたくさんいるんですね。動画も撮影してみました。
海外で連接バス(2台を連結したやつ)を見かけるとよく写真を撮るのですが、通常サイズにドアが前後と真ん中の3つあるバスを見かけたので思わずスマホを構えてしまいました。乗車は前からで中央と後ろは降車専用じゃないとワンマン運転は難しいですよね。
本日の観光は国会議事堂を目指してスミソニアンを散策しつつ、リンカーン記念堂で折り返してホワイトハウス方面に戻るというコースに決定。まずは地下鉄で Capitol South 駅へ向かいます。
ワシントンD.C. の地下鉄はどこも要塞みたいな感じでした。とても未来感があっていいですね。車両も大江戸線のようにスリムな感じです。各国を旅していると、こういうセンスの良さが日本にも欲しいなぁと思うことしばしば(苦笑
Capitol South駅を出て議事堂の方へ向かうと Library Congress(議会図書館)が見えてきました。1800年の設立ということですから200年以上経っているんですね。国会議事堂の向かいにあって、地下通路で繋がっているらしいです。入館には予約が必要で、ジェファーソンビルディング内は圧巻の美しさなのだそう。まだまだ戦略が甘かった(泣
議会図書館の向かいはテレビのニュースなどでも見たことがあるアメリカ合衆国議会議事堂です。たぶんニュースで見たのはこの裏側の景色かもしれません。こちら側から特に塀や柵もなく、建物の目の前まで行くことができました。監視カメラは入口にありました(笑
こちらは議事堂の隣にあった合衆国最高裁判所です。裁判所なのであまり見学者はいないですが、無料で入場できるみたいです。
議事堂前にある平和記念碑、南北戦争中の海軍兵士を偲んで19世紀後半に建てられたものです。1990年から2010年に実施された度重なる修復作業により現在のような鮮やかさが保たれています。
議事堂前のリフレクティングプールは1960年代から1970年代にかけて、交通量削減と歩行者やレクレーションでの利用促進を目的として作成されたそうです。議事堂前に続いてリンカーン記念館とワシントン記念塔の間にもプールが作成され、アヒルやカモの姿が数多く見られます。
smithsonian博物館群のエリアに入ってきました。スミソニアン博物館はスミソニアン学術協会が運営している科学,産業,技術,芸術,自然史の博物館群や教育機関の複合体としての呼び名になります。
こちらはナショナル・ギャラリー、モネの「日傘をさす女性」やゴッホの「自画像」、フェルメールの「手紙を書く女」などの名作があり、なんと入場無料で写真撮り放題、素晴らし過ぎました!
ちなみにナショナル・ギャラリーは学術協会運営ではないらしい…
国立航空宇宙博物館が見えてきました。ナショナルギャラリーも楽しみでしたが、こちらも楽しみにしていました。本音を言ってしまうと、ダレス空港(IAD)近くのウドバーハジーセンターの方に行きたかった(泣 そちらには日本に原爆を投下した B29(エノラゲイ)やゼロ戦などが展示されているんです。
こちらは航空機や宇宙船関連の展示では世界最大級の博物館で、宇宙飛行の歴史,科学,技術を研究する重要な中央施設なのだそう。入館にはしっかりと保安検査がありました。
ライトフライヤー号、1903年にライト兄弟が最初に運転した動力飛行機の実物展示です。え~、飛行機の歴史って意外と新しかったのですね、というのが率直な感想でした。航空業界の科学の進歩は目覚しい勢いだったんですね。
こちらはアポロ11号司令船(コロンビア)でしょうか。この博物館の中でも一番人気の展示らしいです。こうやって立てて展示しているのも臨場感があっていいですね。あまり記憶はないのですが、月面着陸の時私は5歳でした(苦笑
ナショナル・アーカイブ(国立公文書記録管理院)、ご存じのようにアメリカ独立宣言書の原資料が展示されている公文書館ですね。ちょっと先を急いでしまい入館しなかったのですが、こちらも無料です。
ナショナルモールの中心に立つオベリスク、ワシントン・モニュメント。記念碑とか記念塔とも呼ばれていたりします。アメリカ建国の父ジョージ・ワシントンの功績を称えて建設され、その高さは169.294m。この塔より高い建物は許可されないのだそうです。中にはエレベータもあって展望スペースもあるらしいのですが、入場者数の制限があって事前にチケットを入手する必要があるそうです。
ワシントン・モニュメントに隣接する位置に第二次世界大戦記念碑があります。戦死したアメリカ兵への追悼の意を込めて建てられたもので、石板にはs真珠湾攻撃と日本の宣戦布告の翌日に行われた第32代大統領のフランクリン・D・ルーズベルトの演説の一部が引用され刻まれています。
記念碑は56本の石柱と2つのアーチがレインボー・プールを囲む楕円形をしていて、2つのアーチはそれぞれ大西洋での勝利、太平洋での勝利を表しているそうです。園内に刻まれた文字を読んでいると胸を締め付けられる感じがしました。
タイダル・ベイスン(ポトマック川の水流を引き込んだ半人工的な入り江)の向こうにアメリカ独立宣言の起草者の一人、第3代大統領のトーマス・ジェファーソンの記念碑が見えました。入り江を大きく廻りこんで行く必要があったので、時間があれば行ってみたかったなぁ。
Franklin Park
Library of Congress
United States Capitol
Supreme Court of the United States
Peace Monument
National Gallery of Art
National Air and Space Museum
National Archives Museum
Washington Monument
World War II Memorial
Thomas Jefferson Memorial