【🇬🇧 ロンドン#3】ビック・ベンはエリザベス・タワーとも呼ばれていた！
バッキンガム宮殿は Green Park を抜けるとすぐ目の前に現れました。日本の皇居は大きな堀に囲われて、敷地内も一部が開放されているだけですよね。城跡を皇居にしたのですからそうなっちゃいますかね。
さてバッキンガム宮殿から Millbank方面へ散歩を楽しむように歩いて行き、次の目的地 Tate Britain へ向かいます。
ヨーロッパを巡りたいと思った目的の一つに、子供のころ教科書でしか見たことがなかった美術作品・芸術作品、歴史的な遺品の実物を見てみたいという想いがありました。初のヨーロッパでロンドンの後で向かうパリを選んだのもその理由です。もちろんロンドンにも数々の作品を見ることができますが、短い休暇を使っての旅行なので見に行く作品を絞ったりと四苦八苦してはみるのですが、美術館巡りだけでなく現地の雰囲気もいろいろと楽しみたいですからねぇ。
TateBritain に到着です。なんと入場無料だったんですよね。ここにはどうしても見たかったミレーのオフィーリアがあります。SNS で美術作品の写真は掲載許諾が得られたものだけにしていますので、海外の美術館で撮影がOKであった場合でも、とりあえずは掲出を控えるようにしていますのでご容赦ください。（国内でも著作権者に確認するのは結構骨が折れる…）
ちなみに John Everett Millais の Ophelia は英国の美術品の中でも最高傑作とも言われているので、それが無料でみられるなんて… 大英博物館といいテート・ブリテンといい、英国は太っ腹ですね。
このプレートの上に作品が掛けられていて、それはもう何枚も写真を撮影しました（笑 そんな英国最高傑作とまで呼ばれる作品なので、さぞ厳重に保護された状態で展示されているのかと思いきや、手を伸ばせば簡単に実物に触れることができる感じです。（もちろんそんなことはしませんでしたが）
作品を見た感想はイメージどおりのキャンバスの大きさや、色彩の豊かさそのままでした。ハムレットのストーリーなど絵画の背景となっているものまでは勉強不足でしたが、これからロンドンを訪れる方は是非 Tate Britain で Ophelia をご覧になって欲しいです。
Tate Britain 前の Millbank Millennium Pier からテムズ川を航行する Tate to Tate というボートがあるので、Bankside Pier まで行ってもう一つのテートの Tate Modern を目指します。テムズ川の川下り、ちょっと水は濁っていますが、美術館巡りの際には是非ご利用ください。Oyster Card も使えました。
ウェストミンスター橋に差し掛かるとビック・ベンが見えてきます。大改修前でしたので味のある色合いですが、ザ・ロンドンって景色ですね。
ご存知のようにウェストミンスター宮殿は国会議事堂でもありますね。有料で見学も可能なようです。ビックベンの鐘塔は2017年からの大改修で 4年間沈黙していましたが、私が訪れたのはその改修前でしたので地下鉄出口が鐘塔のたもとにあって、鼓膜が破れないかと心配になるくらい大音響を聴く事もできました。（苦笑
Bankside Pie は Tate Modern の目と鼻の先なので、下船するとすぐ目の前にテート・モダンがあります。近代美術館ということで、こちらでのお目当ては Andy Warhol のポップアートとピカソの作品。特に「泣く女」は教科書などでも見てきたので楽しみにしていました。
Tate Modern はもともと発電所だった建物を改修しているので、その名残りを感じられる場所もあったりします。2016年は新館（スイッチ・ハウス）もオープンし、展示作品も充実していると思いますので、また訪れてみたい場所のひとつになりました。
Tate Modern 付近にもありましたが、ロンドンの街中にはこういった絵本型のベンチがあちこちにありました。パリにも負けず劣らずの芸術の街を印象づけてくれたのですが、これ、期間限定で設置されたもので、その後チャリティーオークションにかけられたのだとか。
ロンドンでの美術館巡りは Tate to Tate のみでしたが、お目当ての作品に巡り会えて良かったです。昔の人はご存知かな、あまりいい使われ方ではないので詳しく書きませんがロンパリっていう言葉がありました。旅行者としては「ロンドンを見たらパリも見よう！」あるいはその逆でもいいので、ヨーロッパを代表する芸術の都なんだから両方みてみようよ！と解釈したいですね。
Tate Britain
Palace of Westminster
Tate Modern
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