【🇯🇵 福島#2】二重螺旋構造のさざえ堂はすれ違うことなく昇り降りできるんだ！

2024年11月8日 23:44

鶴ヶ城（会津若松城）で紅葉とお茶を楽しんだ後は、大正ロマンが溢れる七日町へ。なかなか駐車場が見つけられなかったのですが、城下の西の玄関口として、風情のあるお店が建ち並ぶおしゃれタウンに到着です。福島県でも会津地方でかつ丼といえばソースカツ丼なんだそうですね。その起源は大正だったり、昭和でも戦前や戦後といった説があるなど、詳細は良くわからないみたいです（苦笑

お腹を満たした後は飯盛山へ。古くは日本武尊の神話が残り、明治元年には戸の口原での戦いで潰走した白虎隊が、鶴ヶ城が落城したものと早計し虎隊自決した場所としても有名です。その飯盛山には国の重要文化財にも指定された、二重螺旋構造のさざえ堂があります。多くの参拝者がすれ違うことなく安全にお参りできる、世界的にも珍しい建築様式なんですね。

鶴ヶ城を後に七日町（なぬかまち）まで来ました。駐車場を探すのに苦労しましたが、JR只見線の七日町駅近くでようやく車を停めることができました。風情溢れる街の中心地からちょっとだけ離れてしまいましたが、まぁ徒歩観光の圏内なのでOKです。

お腹も空いているので、会津名物と言っても過言ではないB級グルメ、ソースかつ丼をいただきます。何店舗か幟を見かけたのですが、ちょっとお昼時を過ぎてしまっていたので SOLD OUT のお店が多かったです（苦笑　しっかりしたソースはちょっと名古屋の味噌カツ丼をほうふつとさせるくらい濃厚で美味しゅうございました。

卵でとじたかつ丼はもちろん大好物なのですが、ソースかつ丼も週一くらいだったらありかもしれません。

会津地方では牛のことをベコと呼ぶんですね。青森の人もそう呼ぶんですよね、たぶん（吉幾三さんの唄にあるし）。

木材運搬などに使役された牛が険しい道のりのため数多く倒れていく中、最後まで働き通した牛が赤い色をしていたという言い伝えから、その牛のことを赤ベコと呼んで親しまれるようになったんだそうです。厄除けのお守りや縁起物として愛されていますね。

会津若松駅から小出駅を結ぶ只見線。途中駅の駅名には「会津」の文字を冠するものが数多く（ほとんどと言ってもいいくらいあります）、ここ七日町駅は会津若松駅のすぐ隣です。

この付近は住宅街を縫うように走っているんので、洗濯物はもちろん家の中まで丸見えのところも多いんじゃないかな（苦笑　概ね一時間に１～２本くらいで運行されています。

七日町を出発し、飯盛山へやって来ました。ここは会津の城下町を一望できる場所で、日本武尊の神話が残るなど信仰の山となっています。

戊辰戦争の悲劇の物語として語り継がれている白虎隊十九士の墓や、国の重要文化財にも指定された会津さざえ堂、市の天然記念物にもなっている太夫桜など、多くの史跡が残っている場所です。

1796年にここ飯盛山に建立された高さ16.5m、六角三層のお堂で、正式名称は「円通三匝堂（えんつうさんそうどう）」と呼ぶんだそうです。内部は登る人と降りる人がすれ違うことがない、完全二十螺旋構造になっています。

三十三体の観音像が安置されていて、このお堂をお参りすることで三十三観音参りができると言われてきました。平成8年に国の重要文化財に指定されています。

床の隙間から下の回廊が少し見えるくらいのドキドキ感もあります。私みたいなガタイの人ばかりだったら入場制限が必要なんじゃないかなぁ。是非ご自身の足で体感していただきたい場所です。

さて今夜の宿はちょっとお得な値段で予約することが出来た星野リゾート磐梯山温泉ホテルにお世話になります。11月に訪れたのですが、あまり混雑していませんでした（苦笑　もうすぐ雪に覆われるでしょうから、アルツ磐梯のスキーヤーで賑わうんでしょうね。

翌朝、郡山駅へレンタカーを返却するのですが、まだ時間があったので五色沼を目指して桧原湖まで足を延ばしてみました…が、雨がちょっとパラついてきてしまいました。急遽予定を変更して喜多方市方面へ車を走らせます。

会津に来たら喜多方まで足を延ばしてラーメンを食べないとね。いろいろ調べながら何店舗か回ったのですが、午前中のうちから混んでいるお店が多かったですね。

こちら喜一も地元では人気店のようで、10～15人くらいは並んでいたのですが、席数も多く回転が良かったので帰りの新幹線には間に合いそうです。

喜一でいただいたのがこちらのザ・喜多方ラーメン。地元横浜にも新横浜ラーメン博物館があって、大安食堂さんが出店されていたのを思い出しました。

さて、帰りの新幹線の時間が近づいてきたので、少々早めに郡山に戻ってレンタカーを返却しました。郡山駅周辺でどうしても購入したいものがあったんですよねぇ。

郡山のソウルフード？「ミルクボックス」。そしてミルクボックスと一緒に飲んで欲しいと言われている「酪王カフェオレ」です。

小さめの食パンの上にクリームを厚く塗って、軽く焼いた？スイーツのようなご当地パンですが、郡山に行ったら絶対に食べてと知人からもお勧めされていました。「クリームボックス」が郡山で初めて販売されたのは1976年なんだそうですよ。

一泊二日の慌ただしい旅でしたが、コロナ禍の窮屈な日々から少し開放されたような楽しい２日間となりました。レンタカーでの旅は状況に合わせて臨機応変に対応できるのもいいですよね。

七日町

「レトロな七日町通りをまち歩き」｜モデルコース｜会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】

会津若松観光ナビ

ソースカツ丼

伝統会津ソースカツ丼の会 – 会津の自慢はソースカツ丼だべ！

会津ソースカツ丼の会

飯盛山

飯盛山 - ふくしまの旅

ふくしまの旅

さざえ堂

さざえ堂 (国指定重要文化財 )｜観光・体験｜会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】

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喜多方ラーメン

【困ったらココ】会津で喜多方ラーメンが楽しめる人気店 20 選 - Retty

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喜一

喜多方ラーメン　喜一

喜一

クリームボックス

福島県の白い名物パン♪クリームボックスの美味しいお店 10 選 | icotto （イコット）

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