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【🇹🇭 バンコク#9】深夜着の2泊4日でもアユタヤまで足を延ばせたよ!

ダムヌン・サドゥアック水上マーケットを楽しんで、ドライバーさんと合流し最後の観光スポットのアユタヤへ向かいました。水上マーケットから車を飛ばしても2時間以上はかかりますが、メークロン鉄道市場、ダムヌン・サドゥアック水上マーケットとアユタヤまでも1日で周ろうと思ったら、タクシーチャーターか現地ツアーにほぼ選択肢は絞られるかな。

今回はklookさんにお世話になりましたが、本当にドライバーさんがいい人で良かったです。眠気を覚ますようにか、車を運転しながらしばしばミントを口にしていたので、鉄道市場前のコンビニでミントを購入しプレゼントしたらとても喜んでくれました。アユタヤ到着が概ね13時過ぎということで、お昼に何を食べたいかリクエストを聞いてくれました。大人気で駐車場もいつも混んでる場所なので断られるかなぁとも思ったのですが、笑顔でOKマーク! エビセンターで念願の焼きエビを堪能することができました。
アユタヤ遺跡に入ってからも帰りの時間に配慮してくれつつ、行きたい遺跡のリクエストにも応えてくれました。ほんともう感謝しかないです!


エビセンター

ダムヌン・サドゥアック水上マーケットを出発したのが11時過ぎくらいだったでしょうか。2時間半近くドライバーさんは車を走り続けてくれて、お昼ご飯は何が食べたいかを聞いてくれました。

なかなか現地ツアーの昼食に設定されることがなく、アユタヤといえばこちらと地元でも評判のエビセンターに行きたいと願っていたので駄目もとで相談してみると笑顔でOKサイン。13時を過ぎても駐車スペースを探すのが大変なくらい混雑していたエビセンターに連れてきてもらいました。

エビセンター

アユタヤは川エビで有名なんですね。遺跡群のある場所からはちょっと離れた場所なので、観光客よりも地元民の方が多いようにも感じました。センター内ではサイズごとに分けられた川エビやワタリガニ、貝類なども充実していました。

エビセンター

購入したエビはこうやって店頭で焼いてくれて、奥のテーブル席でいただくというスタイルのお店が多く、我々は連れてきてもらっているのでビールと一緒にいただきたいと思います(嬉

エビセンター

海外旅行に出かけるとどうしても財布の紐がちょっと緩んでしまいますよね(苦笑 ちょっと大きめのサイズをチョイスして焼いてもらいました。このように七輪でシンプルに焼いた川エビ料理はグンパオと呼ぶそうです。Changビールとともにエビ味噌も美味しくいただきました。


Wat Mahathat

心もお腹も大満足し、ドライバーさんと合流していよいよ本日最後の観光スポット、アユタヤ遺跡を周ります。ツアーでは3つの遺跡が申し込み時点で仮に設定されていますが、ドライバーさんから改めてどこへ行きたいかを聞かれました。

木に埋もれた仏頭で有名な遺跡と、涅槃仏で有名な遺跡と、もう一つはお勧めの遺跡を周ってもらえるようお願いしました。それぞれしっかり時間も確保できたのも良かったです。

Wat Mahathat

最初は木に埋もれた仏頭で有名なワット・マハタート。この辺りはスコータイ歴史公園地区と呼ばれているんですね。早速アユタヤと言えばという観光スポットにやって来ました。

実新喜多に写っている看板には、こちらを背景に撮影をする場合は、被写体の頭部が仏頭よりも上にならない構図で撮影してくださいと書かれています。なるほど、だから観光客の方々はこの木の前で座った状態で写真を撮るんですね。

Wat Mahathat

マハタートとは仏舎利のことでお釈迦さまの遺骨や遺灰を指す言葉なんだそうで、どの王朝にもその仏舎利を納める寺院(ワット・マハタート)が建立されているんだそうです。

Wat Mahathat

ワットマハタート建立の歴史には1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロム・ラーチャティラート1世が建てたという説の2つがあるそうです。

寺院内ある仏塔もかつては黄金の輝きを放っていたそうですが、ビルマ軍(ミャンマー)の侵略により廃墟と化し、木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や頭部のない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。

Wat Mahathat

こちらは中央にあるおそらく一番大きかったであろう仏塔の跡ですかね。初期アユタヤ時代(1351-1491)の建築様式を残す仏塔の数々は、高さ40mを超えるものもあったそうです。遺跡群は許可されている場所を除いては登ったりすることが禁止されています。

Wat Mahathat

アユタヤ県にある遺跡群は「古都アユタヤ」として世界遺産に登録されています。13〜14世紀のスコータイ王朝時代には首都となったスコータイ歴史地区はタイの建築史の始まりと言える場所で、ワット・マハータートやワット・シーチュムなどかつての王国の繁栄を象徴するものが数多く建てられています。

スコータイ王朝はアユタヤ王朝以前に200年近く続き、15世紀中ごろにアユタヤ王朝の属国になりました。

Wat Mahathat

アユタヤ王朝は1765年からおよそ2年間もの間、ビルマ(ミャンマー)と泰緬戦争になりました。これに敗れ王朝は400年におよぶ歴史に幕を降ろすことになったとのこと。仏像の頭部を奪うことで民衆の信仰心を削ぐ狙いもあったのだとしたら、と考えると胸が痛くなってきました。

Wat Mahathat

また1956年に大規模な修復作業が行われた際には、仏塔の跡から数々の黄金仏や宝飾品などが発見されて、チャオサムプラヤー国立博物館に展示されているそうです。


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