【🇯🇵 三重#1】お伊勢参りには順番があったんですね!
この年は丁度式年遷宮で、東西にある同じ広さの敷地の片方に建てられた社殿と神宝を、20年に一度空いている敷地に新調して大御神(おおみかみ)に新宮(にいみや)へお遷りいただく、伊勢神宮最大のお祭りごとが執り行われる年でした。
そういえば、50年近く年齢を重ねるまでお伊勢参りをしたことがありませでした(汗 20年に一度の神事の年ということで、意を決して(そこまで大袈裟ではない)伊勢神宮を訪れることに。ここでも勉強不足が露呈してしまうのですが、お伊勢参りというのは外宮・内宮を訪れれば良いというだけではなく、古来の参拝ルートというのもあるんですね(滝汗
いきなり名古屋駅の写真からですが、今回は新横浜から新幹線に乗って名古屋で下車。名古屋駅付近でレンタカーを借りてトレン太くんの旅です(笑
新幹線で名古屋駅についたら立ち寄る場所はお決まりですよね、きしめんの住よしです。今回は朝食でいただきましたが、新幹線ホームに降り立ったら必ずといっていいほど住よしできしめんを食べます。
今回お世話になったのはこちら、トヨタのパッソでした。軽自動車が手配できなかったのでコンパクトカーになりました。まあ三重県まで少々長めのドライブになるので、軽自動車よりは疲労が少なくて済むかしら?
初めてのお伊勢参りなのですが、今回も勉強不足で外宮から内宮の順に周ればよいと思っていたのですが、まずは二見浦で禊をして身を清めてから外宮、内宮を参拝し、最後に朝熊岳に登るのが王道ルートなのですね。
こちらも勉強不足で知らなかったのですが、伊勢神宮は夫婦や恋人同士などカップルで行ってはいけない(ダメということではありません)と言われているらしく、どうやら天照大神(あまてらすおおみかみ)様は女性の神様で、カップルで訪れると嫉妬して二人の仲がうまくいかなくなるらしいのですが…
外宮内にはいくつかの別宮もあり、正宮はカバー写真に利用しました。こちらは風宮でご祭神は風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、内宮の別宮「風日祈宮(かざひのみのみや)」と同じなのだそうです。風雨は農作物に大きな影響を与えるということで、正宮に準じて丁寧にお祀りされているんだとか。
多賀宮は「高宮」とも称されていて、四別宮の中で第一に位しています。また小高い丘の上に鎮座されることからそう呼ばれたと考えられています。また20年に一度の式年遷宮が正宮と同年に斎行されることからもその重要性を伺うことができます。
土宮は山田原の鎮守の神でしたが、外宮に鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代の末期に別宮に昇格したのだそう。他の別宮が全て南面するのに対して、土宮だけが東面してます。
正宮、別宮それぞれをお参りしてきました。一歩足を踏み入れた時から何か違った空気を感じたように思います。初の参拝ではありますが、式年遷宮の年に訪れることが出来て良かったです。
せんぐう館によって式年遷宮について勉強してから内宮に向かいましょう。式年遷宮では内宮・外宮の正殿をはじめ、すべての別宮の社殿、さらには神にささげる御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)を20年に一度造り替えます。建造物をリセットするだけでなく、日本の伝統的な文化や技術を構成に残し伝える役割も担っているそうです。
表参道手水舎の向かいにある大きな楠。平清盛が勅使として参向した時に、冠に触れた枝を切らせたという伝承があるそうです。平清盛は三度、神宮に参向しています。では内宮に向かいましょう。
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