【🇨🇳 上海#3】外灘は上海を代表するセレブな夜景スポットだった！

2024年10月27日 09:37

豫園で明・清時代の街並みと上海グルメを堪能したので、上海といえばの絶景が見られる外灘（わいたん）にやって来ました。外灘をいろいろ調べているとバンドとも呼ばれているのを良く見かけますよね。黄浦江方面の中山東一路一体には租界時代の姿を残す歴史的な洋風建築が立ち並んでいます。租界とは19世紀から20世紀初頭の外国人居留地のことで、上海市内はこの租界があった時代に使用されていた古い建築が残されたいる場所なんだとか。

バンドという言葉は埠頭などを意味する Bund に由来していて、20世紀後半に入って上海市政府も地域の観光的な価値や地下上昇を目指して、新バンド・北バンドなどの呼称を積極的に推進していたようです。昼間の景色も勝手に抱いていた中国の景色のイメージを大きく裏切ってくれるのですが、夜景の美しさはさらに圧巻でした！

観光地化されているとはいえ古き中国の街並みを楽しめるので、上海にお越しの際は是非豫園を訪れてほしいです。ただ、短期の観光滞在でもビザが必要になっているなど、コロナ禍以降入国要件が厳しくなったままなのが残念ですね。

豫園から地下鉄10号線で南京東路駅で下車し、黄浦江方面に歩いていくと、10分もかからなかったでしょうか、中山東一路に到着します。

黄浦江を挟んだ対岸に見える、上海タワーをはじめとした近未来的な高層ビル群は夜景もまた絶景なんだそうです。ホテルも南京東路駅が最寄りなので、夜も夜景を観に来てみましたよ。

ここは中山東一路と南京路が交わっている、外灘でも一等地？に立っている老舗のクラシックホテル「フェアモント・ピース・ホテル（旧：和平飯店）」です。

和平飯店北楼にあるジャズバーでは、超ベテラン揃いのジャズバンド「老年爵士楽団」の生演奏を聴くことができるようです。今でも開催されているのかな？上海でも知らない人はいないとまで言われているそうで、かつてはカーター元米大統領やレーガン元米大統領など、多くの政府要人も訪れています。

さて中山東一路から黄浦江を渡って、高層ビルが立ち並ぶ浦東エリアへ行ってみましょう。もっとも安価な移動は地下鉄2号線で陸家嘴駅（るーじゃーずい）に向かうのが良さそうですが、料金は少々お高いのですが初の上海ということで観光トンネルを走るトロッコ？のような乗り物で向かいます。

地下に降りてみるとこんな感じで、近未来感を醸し出してますね。やはり地下鉄利用者が多いのでしょうか、あまり利用者はいませんでしたね（苦笑
金曜日の日中ということもあったのかな？

ゴンドラみたいなカプセルに乗って、3分少々で黄浦江の対岸に到着です。ちなみにチケットはゴンドラだけの乗車券と、世界第二位の高さを誇る上海タワーの118階展望台チケットとのコンボがあって、ゴンドラだけなら1,000円前後（我々が訪れた時は900円だったかな）、上海タワー展望台とのコンボチケットは7,000円近くするそうです（驚

黄浦江を渡った浦東エリアにはディズニーストア（フラッグシップ店）があるというので来てみました。そういえば上海にはディズニーランドがあるんでしたね。中国らしくアレンジされたキャラクターグッズもあって、ディズニーファンには楽しい場所です。

目の前には大きな時計塔もあって、からくり時計になっているようです。ちなみに 1時間毎に見られるようで、残念ながらタイミングが合いませんでした（泣

明珠ラウンドアバウトであっていると思うのですが、このランナバウトに沿うように遊歩道も整備されています。上海金融街の中心ですが、観光客も多いですね。中国では年間約25万人の人が交通事故で亡くなっていて、その半数以上が歩行者や自転車利用者とのこと。

大小合わせて11個の球体がデザインに盛り込まれている上海東方明珠電視塔は、広東省の広州市にできた広州塔が完成するまではアジア第1位、世界でもカナダ・トロントのCNタワーやロシアのオスタンキノ・タワーに次いで第3位の高さ（467.9m）の高さを誇っています。

1995年に完成したテレビ塔で、その特徴的なデザインは浦東新区でもひと際目立つ存在ですね。だいぶ陽も暮れてきたので、一旦ホテルに戻ってから一休みして夕食に出かけようと思います。

ホテルに戻ってからどこで晩御飯を食べようかいろいろと調べていました。とりあえず上海蟹を食べるぞとは決めていたので、リーズナブルかつ評判のよさそうなお店を物色。地下鉄8号線の老西門駅付近に良さげなお店を見つけました。

今夜の晩御飯はこちら「孔乙己酒家」で上海蟹を食べます。金曜日の夜に予約なしで行ってしまいましたが、店内は広くすぐに席へ通してくれました。我々を日本人と察してくれて日本語で声をかけてくれたのも好感度アップです（嬉

メニューは大きな上海ガニを一杯ずつ食べられるお店鉄板のコースメニューをいただきました。前菜とご飯もの（炒飯）以外はすべて蟹を使った料理ばかりで、全12品もあってお腹いっぱいになりました。

こちらは蒸し蟹。別料金で剥いてくれるらしいのですが、蟹を食べる時は寡黙になる日本人根性？で食べきりました（苦笑

お腹も満たされたので、夜景を観に再び外灘エリアに戻ってきました。老西門駅は8号線も10号線も通っているので便利でしたね。

うーん、夜景も最高ですね。この記事のカバー写真にも外灘の夜景を使っていますが、こちらとの違いが判るでしょうか？「我LOVE上海」と漢字になっていますが、カバー写真は「I LOVE SH」となっています（苦笑
SHは shell ではありません（IT系向け…

夜の Bund エリアも美しいですね。ここは本当に中国なんだろうか？ヨーロッパなんじゃないの？と勘違いしてしまいそうです。さて、あまり遅い時間になる前にホテルに戻って明日に備えようと思います。

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