【🇸🇪 ストックホルム#2】華やかな旧市街ガムラスタンには悲しい歴史があったんだ!
スウェーデンの美しい旧市街として有名なストックホルムのガムラスタン(Gamla Stan)は、スターズホルメン島を占めていて、周囲にあるリッダーホルメン・ヘルゲアンズホルメンもオフィシャルにはガムラスタンに含まれていますが、市民はそのように認識しているわけではないようです。
今でこそストックホルム宮殿や国会議事堂をはじめ、ストックホルム大聖堂にノーベル博物館など観光名所がひしめき合った人気スポットになっていますが、ノーベル博物館前の広場(ストールトルゲット)は、16世紀のスウェーデン独立を目指す内戦により悲しい歴史が繰り広げられた場所でもあったようです。訪問前にいろいろ読み漁っていたら、北欧の歴史にも少し興味が湧いてきました(笑
桜の名所、スウェーデン王立公園は主にカール12世広場、カール13世広場、モリンの噴水広場、ヴォロダルスキの噴水広場で構成されています。こちらはカール12世の像ですね。左手が指さしている方向はロシアなのだそう。大北方戦争での勝利を主張しているのでしょうか?
王立公園の東側にあるのが1874年創業の5つ星ホテルのグランドホテル・ストックホルム。王室御用達でもあってノーベル賞とも深い関りがあります。セレモニーはストックホルム市庁舎に移されましたが、現在も受賞者やその関係者の多くが宿泊するホテルとしても有名です。一度は泊まってみたいものですね(苦笑
リラ湖に浮かぶヘルゲアンズホルメン島にあるスウェーデンの国会議事堂リクスダーゲンです。正面に見えているのは東棟ですね。外務省前のグスタフ・アドルフの像がある広場前から議事堂前の Norrbro を通りスタッズホルメン島に渡ります。
リラ湖ってスポーツフィッシングが出来るんでしょうか?スウェーデン語がさっぱり(英語もですが…)なので、こちらに書かれていたwebへアクセスしてみました。少々情報が古かったのですが、トラウトなどのスポーツフィッシングが盛んなようですね。
スタッズホルメン島(ガムラスタン)の北端にあるストックホルム宮殿です。見学ツアーなどもあるようですが、タイトな旅行スケジュールではなかなか入場までは叶わないですね(汗 武器庫もあるみたいなので見てみたかったなぁ。
リラ湖あたりはもの凄い数の白鳥が飛来する場所としても有名ですね。白鳥以外にも多くの水鳥が訪れるようですが、湖面を埋め尽くすんじゃないかってくらいの白鳥を見てみたい!
王宮前まできました。衛兵さんと眼が合わないようにと要らぬ心配をしつつも、写真左下に映っている小さな階段を昇ってみます。もちろん敷地内には入れないのですが、良く手入れされた中庭が綺麗でした。
こちらは王宮の裏手に位置するスロッツバッケン広場にあるストックホルム大聖堂。立派なオベリスクはグスタフ3世のものです。手前に騎馬像もあるのですが、これが誰だかわかりません。台座は改修中だったのかな?
ストールトルゲット、カラフルな建物が並びメイン広場と呼ばれるガムラスタンでも人気の観光スポットです。写真のような華やか側面が注目されますが、14世紀ころデンマーク王の統治からのスウェーデン独立を巡る内戦に端を発し、戦いを繰り返す中で16世紀には「ストックホルムの血浴」と呼ばれる粛清からスウェーデン解放戦争へ至っています。この広場はその粛清による大虐殺が行われた場所でもありました。
ストールトルゲットといえばこちら、ノーベル博物館ですよね。ガムラスタンの観光で一番楽しみにしていました。少々早く着いたのですが、周辺をプラプラと散歩しているだけで時間を潰せるくらい視線を奪われる街並みです。
ノーベル博物館は2001年にノーベル賞設立100周年を記念して開館したそうです。もともとは旧証券取引所の建物の一部で、館内にはカフェなどもあります。
チケットを購入しました。クリップみたいでカワイイですね。ガイドブックも日本語版がありました。館内の様子は次の記事で少しご紹介させていただきますが、ここにはどうしても食べたかったデザートがあるんです。ではまた後ほど... ^^;
Riksdagshuset
Kungliga slottet
Norrström
Grand Hôtel Stockholm
Storkyrkan
Stortorget
Nobel Prize Museum
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