【🇯🇵 石川#4】レアンドロのスイミング・プールは泳げないんだよ!
兼六園と金沢城公園を散策した後は香林坊にあるホテル方面に戻り、すぐ裏手にある武家屋敷跡をぷらぷらと。部屋に入って晩ご飯が食べられそうな居酒屋さんを調査し電話をかけてみるもどこも満席。ホテルの方からも週末は電話予約が必須を教えてもらいましたが後の祭りでした(苦笑
夕食はチェーン店の居酒屋で済ませました。翌日は最終日ということでこの日も朝から勢力的に観光スタートです。まずは兼六園真弓坂口の向かいにあった石浦神社と21世紀美術館へ。予約必須のレアンドロのスイミング・プールも楽しんできました。お昼は金沢のローカルフード「ハントンライス」を人気のお店でいただきました。最後に昨日まわった「ひがし茶屋街」と対角?にある「にし茶屋街」を訪れて帰路に。いつも通りの弾丸旅行でしたが、しっかりポイントは押さえられたかな(笑
兼六園と金沢城公園という広大な観光スポットを歩いた後でもお抹茶で元気回復!ホテルに戻ってもまだ夕食には早い時間ということで、ホテルからもすぐにあった武家屋敷跡を散策します。
香林坊の大通りから一歩中に入っただけで、城下町・金沢らしい土塀や石畳など、江戸時代に迷い込んだような武家屋敷跡が広がります。
藩政時代に主に中流の藩士の屋敷が軒を連ねていた場所らしく、ほとんどの家は現在も人が住んでいます。屋敷内を公開しているところとして「武家屋敷跡 野村家」があって、当時の武士の暮らしぶりを伺うことが出来ます。
さてホテルに戻って夕食の居酒屋を調べていましたが、予約連絡を試みるもほぼ全て満席(泣 地元の料理をいただきたかったのですが、やむなくチェーン店のような居酒屋さんで夕食をいただきました。人気の居酒屋さんは事前の予約が必須ですね(苦笑
翌朝、一泊二日なのでこの日が最終日、朝から勢力的に観光をスタートです。まずはホテルから再び兼六園方面へ足を進めます。石川四高記念館前を通過、道路の向かい側からの撮影が良いですね。
兼六園は石浦神社のすぐ向かいの真弓坂口から入ったので昨日もすぐ近くを訪れています。連なった鳥居が綺麗だったので来てみました。
なんと古墳時代に草創された金沢最古の宮なんですね。大小50の祭事が年間に行われているそうです。北側にある101基の鳥居は2019年に建立された比較的新しいもののようです。
石浦神社にも逆さ狛犬(逆立ち狛犬)がありました。石川県でしか見られないらしく、「金沢逆立ち」とか「加賀逆立ち」などとも呼ばれています。明治中期から昭和初期にかけて奉納された、期間限定品なんだそうですよ(笑
さて午前中のお目当て、石浦神社の向かいにある21世紀美術館前で開館を待ちます。こちらの目玉的アトラクション?作品は予約必須なので、こちらは事前にオンライン予約しておきました!
21世紀美術館、愛称は「まるぴぃ」というんですね。地元の方もそう呼んでいるのかしら?由来は美術館の建物が丸い形をしているからなんだそうです。昔この場所には金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園がありました。
こちらが21世紀美術館へいったら是非入っていただきたいのがレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」です。
プールといっても泳げるのではなく、ガラスの上に10cmほど水が張られていて、プールの外から見下ろしたり、中から見上げたりします。少人数のグループを編成し短時間での入場になります。
21世紀美術館から再びホテルに戻って荷物を受け取りお昼ご飯に向かいます。金沢最後のご飯は金沢名物のハントンライスと決めていました。ホテルからも歩いてすぐの場所に、昭和32年創業の洋食屋さんでハントンライスといえばここ!という人気のお店グリルオーツカさんがあります。
こちらがハントンライス。お店によってバリエーションはさまざまですが、バターライスをオムライスのように卵で包み、白身魚フライをトッピングしケチャップとタルタルソースをかけるのがオーソドックスなスタイルなんだとか。フライはお店によって変わることも多いらしい。
ハンガリーの「ハン」と、フランス語のマグロである「トン」を合わせた造語と言われています。もともとは金沢のデパート内のレストランの賄い飯から始まったらしいです。
さてお腹も満たされたので、昨日訪れたひがし茶屋街の対角?にあるにし茶屋街までバスに乗って来ました。こちらは規模小さく、観光客も少なかったのでちょっと残念な感じでした。
にし茶屋街付近からのバスがなかなか来ないので、金沢駅方面にぷらぷらと歩き犀川大橋に差し掛かりました。こちらは国の有形文化財に登録されていて、木造橋から鉄筋コンクリート橋を経てワーレントラス式の鉄橋になりました。金沢情緒の一つである紅柄格子のイメージが取り入れられており、城下町の街並みとの調和がとられています。
さてそろそろ空港に向かいます。金沢駅にはこんなスポットがあるんですね。このオブジェには「やかん体、転倒する。」というタイトルが付けられていて、地元の人からは「やかん集合で!」と待ち合わせ場所に利用されています。
一泊二日の短い旅でしたが、初めて訪れた金沢の観光の拠点としては香林坊に宿をとったのは正解だったかな?多くの観光スポットへの移動がしやすいように思いました。ただ微妙な距離感の場所に点在しているので、バスか歩くかで悩むことが多かったかもしれません(苦笑 まだまだ訪れることができなかった場所も多いので、またゆっくり訪れたいと思います。
石浦神社
21世紀美術館
ハントンライス
にし茶屋街