【🇯🇵 富山#3】ストアデザイン賞最優秀賞のスタバが富山にあった!
富山城址公園を散策した後は、お濠沿いのバス停からバスに乗って富山市民俗民芸村へ向かいました。ここには奥さんが行きたいといっていたお茶室があるのでお抹茶をいただきます。民芸村から富山駅前にもどり、最後の富山グルメを堪能したら駅北側から富山湾まで運河が伸びている富岩運河環水公園へ。
ここ富岩運河環水公園には2008年に「ストアデザイン賞最優秀賞」を受賞し、世界一美しいスタバとまで呼ばれた店舗はあります。こちらでお茶をしなかったことをちょっとだけ今でも後悔しています(苦笑 2018年には「GOOD DESIGN Best 100 」も受賞しているそうですよ。
富山城址公園お濠沿いのバス停から「62系統呉羽老人センター行」のバスに乗って富山市民俗民芸村にやって来ました。今回も奥さんのリクエストで「茶室 円山庵」でお抹茶をいただきます。
富山市民俗民芸村は呉羽山の麓に広がる文化の里で、民芸・美術・歴史等の展示館の他にお茶室もあって、自然と文化が調和した9つの博物館施設が集約されています。
また周辺には五百羅漢(そういえば神奈川の小田原市にもそんな駅名があったような..)や呉羽山展望台などもあり、自然とふれあいながら、先人の生活風景に出会うことができます。
1920年に富山の茶人「金子宗峰(かねこそうほう)」が別荘として建てた建物内の茶室「録寿庵」を戦後移築したのが茶室円山庵です。
一服430円でお抹茶と和菓子をいただくことができます。またお茶会の場として貸出も行っているそうです。
茶室は別棟になりますが、お茶をいただく部屋はこちらの立礼席でとても開放感があります。facebook も開設されていて、しっかり更新されているようです。
しっかり熱めのお抹茶で、冷えた身体を温めてくれました。この辺りは結構な高台で、茶室の裏手にまわると富山市内の街並みと立山連峰を一望することができます。ただもうちょっと天気が良ければ…(苦笑
富山市民俗民芸村の施設もいくつか見学させていただいて富山駅まで戻ってきました。お腹が空いたのでまずは遅いお昼ご飯ですね。海鮮ものは連日でも全然苦になりません(笑
富山駅の駅ナカ?にあって活気がありそうなこちら「海鮮問屋 魚どん亭」に入りました。メニューを見ていて気になった「げんげの天ぷら」です。
ゲンゲは水深200mより深いところに棲む深海魚で、全身がヌルヌルした20センチほどの魚なんですが、名前の由来は「下の下」からきたんだとか。それが今では「幻魚(げんげ)」と言われるほど貴重で美味しい魚との評価を得ているんですよね。
香箱ガニはズワイガニの雌なんですね。富山や石川など北陸地方での呼び名ですが、山陰地方ではセコガニと呼ぶそうです。この内子も濃厚で美味しいんですよね。
お腹も満たされたのですが、帰りの飛行機まではまだ時間があるので駅の北側を散策、牛島公園に来ました。SLがあったのですが、ここに置かれる前は富山城址公園にあったんですね。
日本で初の本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車らしいのですが、テンダー式ってなんでしょう?(汗 ベンチでこの周辺の観光スポットをリサーチ、どうやら冠水公園近くの美術館の屋上が楽しそうだ!
牛島公園から歩いてもすぐの場所に富岩運河冠水公園がありました。県立の都市公園なんですね、別称はカナルパークと呼ぶそうです。
日本の歴史公園100選に選ばれているほか、2013年の都市公園コンクールにて国土交通大臣賞も受賞したんだとか。
冠水公園内でもひときわ目立つシンボル的な存在の天門橋。それぞれエレベーターを登った展望台からは冠水公園を一望出来ます。
今は無くなってしまったと聞きましたが、この両展望棟の間には赤い糸電話があって、告白スポットとしても知られていたそうです。右手に小さく写っているのがあのスタバです。
富岩運河の最上流に位置する冠水公園内には、現在も運用可能なパナマ運河方式の閘門「牛島閘門」があります。国の有形文化財に登録されているんですね。
さてお目当ての屋上が楽しそうな富山県美術館に来てみました...が、オノマトペの屋上は冬期休業でした。リサーチ不足ですね(泣
写真中央の建物が美術館なのですが、屋上にちょっとカラフルな物が見えていますでしょうか。色んな遊具のある屋上庭園です。
オノマトペとは「ぐるぐる」とか「ひそひそ」などの擬音語・擬態語のことらしいです。ちょっと残念な最後でしたがこれで帰路に着きました。美味しい海鮮が食べたくなったらまた来ます。
富山市民俗民芸村
茶室 円山庵
かに・海鮮問屋 魚どん亭
牛島公園
富岩運河環水公園
スターバックスコーヒー 富山環水公園店
富山県美術館