【🇯🇵 熊本#2】天草エアラインは保有機材1機だけで頑張っているんだ！

2024年10月13日 08:56

今回の熊本旅は長崎と共に世界文化遺産に登録された天草地方の潜伏キリシタン関連の歴史遺産を訪れてみたいと思います。相変わらずの週末旅なので慌ただしい旅には変わりないのですが、限られた時間の中でしっかり楽しんできました。

まずは羽田から福岡へ飛び、福岡からは天草エアラインで天草空港へ向かいます。初めて利用する航空会社という楽しみもありますが、カバー写真の天草エアラインの機体、可愛いですよね。これに乗りたいがために天草へ向かうような意気込みです（苦笑　しかもなんと天草エアラインは創業からこの1機のみで全ての航路（天草ー福岡、天草ー熊本、熊本ー大阪伊丹）を運航してるんです。

今回はJALで航空券を予約したので第1ターミナルからスタートです。第1ターミナルではこの観葉植物が集まるジャングル庭園がお気に入りの場所です。

熊本県の天草を目指すのですが、機体のデザインが可愛い天草エアラインに乗ってみたいので福岡空港へ飛びます。熊本空港からも飛んでいるのですが、一日1往復しかなく午後便になってしまうので、天草への便が朝にもある福岡で乗り継ぐことにしました。

あたりまえですが雲の上はいつも快晴なんですよね（苦笑　福岡も厚い雲に覆われていましたが、天気予報では回復してくる予定なので期待しています。

定刻より10分ほど遅れて福岡空港に到着しました。乗り継ぎ時間が50分から40分に短縮されてしまい、広いターミナルを競歩のごとく早歩きしながら天草エアラインのチェックインカウンターへ来ました。搭乗券をうけとりゲート（沖止めなのでバスですね）へ向かうのですが、これがまた結構遠いんだよな（汗

無事機内へ乗り込みます。現在の機体のデザインは2013年のテレビ番組での企画がきっかけで一般公募にて決定されたそうで、旧デザインでもイルカと天草の自然を表現したものでしたが、それを引き継いで遺体全体をイルカに見立てたデザインになりました。

機材はJAC（日本エアコミューター）ではお馴染みの ATR42-600（48席）です。ATR42の前はボンバルディアのDHC8-100（39席）でしたので、少し大きな機材になったのかな。

天草エアラインは熊本県を拠点とする航空会社で、1998年に熊本県と天草氏、上天草市、苓北町などが出資する第三セクターとして設立され、2000年の天草空港（天草飛行場）開港と同時に運航が開始されました。

創業開始当初から天草ー福岡、天草ー熊本、熊本ー大阪伊丹の3路線を運航し、なんと保有機材1機のみで現在も運用しています。DHC8で運航していた当初は航空機の重整備を行う際には1か月近く全ての便を運休していたそうですが、2016年にATR42へ機材を更新後、重整備を行う期間はJAC（日本エアコミューター）で運航している同型機を借り入れているのでこの問題は解消されているようです。ただイルカデザインの機体には乗れないですな（泣

福岡空港から天草空港までは35分ほど。有明海上空にくると雲仙が見える…はずなんですが、ちょっとまだ雲が厚いですね。雲仙岳がすこしだけ顔を出していました。

無事天草空港に着陸です。滑走路はまだ濡れていたので雨が降っていたようですが、到着時はあがっていました。ATR42のギアは機体の脇腹にあって、とても愛くるしく感じてしまうのは島旅でプロペラ機に幾度となく搭乗してきたからかな（苦笑

写真からは切り取りましたが、何故か天草の中学生？がお出迎えしてくれていました。天草空港は下島の高台に造られ、島原半島から熊本市内を遠くに一望できる場所にあります。

正式名称は天草飛行場（Amakusa Airfield）で、天草空港は通称のようですね。航空法の地方空港には属さない「その他の空港」に分類されてえいるそうです。

天草空港からレンタカーを借りましたが、空港周辺には店舗が一軒もなく、送迎の車が迎えに来てくれていましたが、まぁどこまで連れていかれるの？って不安に感じるくらいレンタカー屋さんが遠かったです（苦笑

ますは天草といえばのイルカウォッチングへ向かいます。平日に訪れましたが念のため事前に予約しておきました。

こちらの船に救命胴衣を着て乗り込みます。予約センターが一括で管理しているようですね。平日にも関わず5隻ほどの船が出港していきました。事前に予約しておいてよかったなぁ。

先に出発した船が集まっていますね。あの辺りにイルカの群れがいるようです。ポイントに到着すると数十頭のイルカたちが群れをなして泳いでいました。

島原半島と天草諸島に囲まれる五和沖は「早崎瀬戸」と呼ばれ、潮の流れがとても速い海域なんだそうです。またイルカの天敵となるサメなどが少ないことなどからミナミバンドウイルカにとっては快適な環境だったんですね。

ミナミバンドウイルカは体長2mから3mほどに育つイルカで、水族館などでよく見られるバンドウイルカよりも一回り小さいそうです。もともと群れをなして行動する習性のあるイルカは、出産期となる5月から9月には子連れのファミリーを見かけることもあるらしい。

こちらは動画でも録画してきたのでご覧ください。
天草近海のイルはは定住しているため、季節を問わず一年中その姿をみることができるそうで、このイルカウォッチング体験ツアーも通年で開催されています。イルカとの遭遇率は90%を超える高確率ですが、ベストシーズンは春（4月頃）から秋（10月頃）の期間なんだそうですよ。

さてイルカウォッチングを堪能したので、奥さんが行きたいと言っていた高浜焼の窯元へナビを頼りにやってきました。奥さんは楽しかったようですが私は周辺をブラブラあるいてスマホのゲームに没頭していました（苦笑

さてここからは潜伏キリシタンの歴史遺産も観に行こうと思います。

福岡空港（FUK）

福岡空港 FUKUOKA AIRPORT (fukuoka-airport.jp)

福岡空港

天草エアライン

AMX公式　天草エアラインホームページ | 航空券空席照会・運賃案内・時刻表

AMX公式

天草空港

天草空港－Amakusa Airport－ - 熊本県ホームページ (pref.kumamoto.jp)

熊本県

天草イルカウォッチング予約センター

天草イルカウォッチング受付予約センター (iruka-watching.jp)

天草イルカウォッチング受付予約センター

高浜焼寿芳窯

高浜焼寿芳窯 (takahamayaki.jp)

高浜焼寿芳窯

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