【🇲🇽 メキシコシティ#1】念願だった死者の日のCDMXへ来たぞ!
PIXAR映画といえば「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」、新しいところでは「インサイド・ヘッド」などが有名だが、どこか日本のお盆の風習を感じさせるメキシコの「死者の日」を題材にした「リメンバー・ミー」が、還暦のオジさん(いやおじいさん?)にはど真ん中に刺さってしまった。2017年に公開された作品だが、私が最初に出会ったのは4~5年ほど前だっただろうか。「死者の日」はメキシコの伝統文化・風習で、死者を偲んで感謝し、生きる喜びを分かち合うことを目的にしている。
「死者の日」は毎年11月の1日・2日、1日は子供の魂が、2日は大人の魂がこの世に戻ってくると信じられていて、その前後には「オフレンダ」と呼ばれる祭壇が設けられたり、先祖の墓を飾り付けたりします。この時期はカラフルな切り紙の旗「パペルピカド」が飾られ、ガイコツの人形や、鮮やかなオレンジのマリーゴールドで彩られます。まさに日本でいうお盆に近いイメージ。そんなメキシコの死者の日をどうしても肌で感じてみたいと長年願っていたのですが、還暦を迎えたこの年の10月末から11月の日本は、週末と文化の日が続いたため絶好のチャンス。半年前から航空券を調べ、エアカナダのバンクーバー経由でメキシコシティへ向かうことにしました。
あっ、ちなみにメキシコは中米かと思っていたのですが、経済活動や国際連携において、中米はグアテマラやキューバ・コスタリカ・パナマなどの国々を指し、メキシコは北米に分類されることが多いみたいですね。
日本の外務省はメキシコを中南米に位置付けているようですので、マガジンの「北米へ飛び立とう!」を「北中米へ飛び立とう!」に変更して、こちらに収めることにします(汗 この先他の中米に行くことがあったら分けるかもしれません(苦笑
旅行記がリアルタイムにかなり追いついてきたので、今後どの程度の投稿頻度を維持できるか心配になってきていますが、マイペースで書いていければと思います。
さて2024年秋のメキシコシティへの旅です。メキシコの11月1日・2日は「死者の日」で、日本のお盆のように死者の魂が現世に戻ってくる日と信じられています。この死者の日はメキシコ国内各地で様々な形で展開されていますが、今回は首都のメキシコシティへ。オアハカやミスキックなどでは墓地も観光地化されているような印象ですが、今回は開催日が直前まで発表されないメキシコシティのパレードを見られたらと思っています。
今回は半年前からの計画で安い航空券を物色し、エアカナダをチョイス。成田からの往路はバンクーバー経由で、復路は羽田帰着でトロント経由で帰ってきます。そう、行きと帰りで空港が異なるんです。ということで、車を羽田に置いてバスで成田に向かいます(苦笑
羽田空港第3ターミナルの駐車場へ車を停めて、シャトルバスで成田空港第1ターミナルへ向かいます。シャトルバスは1時間に一本ほど走っているので便利ですね。平日のお昼過ぎころでしたので渋滞もなく、ほぼ定刻に成田空港に到着できました。
飛行機は夕方出発でしたので、成田でプライオリティパスを発動!すきやき「やんま」でちょっと遅めのお昼をいただきました。昨今改悪が続いているクレジットカード付帯のプライオリティパスですが、私も見直さないといけない状況になってきました(泣
17時半ごろでしたてしょうか、いよいよ搭乗開始です。バンクーバーでは6時間のトランジットタイムがあります。私は2度目の訪問ですが奥さんは初のカナダということで、入国してバンクーバーのウォーターフロントエリアをサクッと観光します。
バンクーバーまでは概ね9時間のフライトで、出発日同日の午前10時頃に到着します。日付変更線を跨ぐと一日得したような気持ちになりますね(苦笑 もう間もなくバンクーバー国際空港(YVR)に到着です。
無事バンクーバーに到着しました。機材はB777-300ERでしたので、やっぱり離着陸時の乗り心地は良いですね。6時間のトランジットタイムは、入国して観光するかどうか、ギリギリ悩むくらいの時間ですね(汗 一度訪れているので、時間間隔はあるからヤバそうなら引き返せばいいかと相変わらずのお気楽旅です(苦笑
ここから先は私にとってはまだ記憶に新しい景色が続きます。2018年だったので6年前になるでしょうか、ANAのマイルが大量に有効期限を迎えるので特典航空券で強行した一人旅でした。カナダの電子渡航認証(ETA)も有効期限が切れているので再申請しました。
今回も空港目の前からウォーターフロントへ延びるカナダ・ラインでダウンタウンへ向かいます。スーツケースはメキシコシティまでスルーなので、移動も楽ですね。
ウォーターフロント駅に到着。あいにく雨が降り始めてしまいましたが、傘を差さなくとも歩けるくらいでしたので、帽子を被ってカナダプレイスへ。以前の旅行記でも書きましたが、横浜の大桟橋みたいな場所です。この日は大型客船は停泊していませんでしたね。
カナダプレイス向かいのコンベンションセンターです。カモメ?ウミネコ?の数がヤバいですね。この奥は水上飛行機の離発着場なのですが、天候の影響なのかまったく飛んでいませんでした。しかし10月末のバンクーバーは寒いぞ!
オリンピック聖火台です。もう懐かしいとさえ思えます。観光客いませんねぇ(苦笑 写真撮り放題です。この辺りは横浜の景色と重ね合わせると、一致するものが本当に多いように感じます。
デジタル・オルカも健在でした(笑 私もカナダの他の都市は行ったことがないので、カナダ=バンクーバー=メープルシロップな印象です(汗 今回はお土産は購入しませんでしたが、我が家用にメープルシロップ購入したかったなぁ…預け荷物がスルーで手荷物に液体を持ち込めないからなぁ。
最後は鉄板のガスタウンのスチーム・クロックへ。人だかりも少なかったですね。時計の針が10分ほど遅れていて、針は正午を指していますが汽笛は鳴りません。10分後のリアルな正午にちゃんと鳴りだしました(苦笑
6年前の一人旅は5本の記事を書きましたが、到着からウォーターフロントエリアはこちらの2本でしょうか。よろしかったら合わせてお読みいただけると嬉しいです。ちなみに今回も「バンクーバー#5」でご紹介しているパブでビールの飲み比べをしてから空港に向かいました。
さていきなりメキシコシティへの機内です。機材は成田便よりだいぶ小さくなったかな。バンクーバーからメキシコシティまでは6時間弱くらい、結構遠いんですよね。
成田からフライト時間だけで15時間少々、トランジットを入れると21時間かけて無事にメキシコシティ国際空港に到着です。いやあ遠かったなぁ…でもこのオフレンダを目にすると一気にテンションが上がりました。
メキシコへは少々遅れて23時過ぎの到着でした。ホテルは中心部のレフォルマ通り近くで1泊、歴史地区で2泊します。まずはほぼ寝るためのホテルへ空港タクシーで向かいます。これまでの旅行でも空港タクシーはぼったくられる印象が多かったのですが、メキシコシティは空港タクシーの方が安全で、安心して利用できるみたいです。翌日は早朝から観光日の予定で、残り3日間は「死者の日」を全力で楽しむつもりです!
成田国際空港(NRT)
Vancouver International Airport(YVR)
Canada Place
蒸気時計
リメンバー・ミー
Mexico City International Airport(MEX)