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【🇯🇵 島根#2】神々の国出雲の地へ10月に来たけど神迎祭は旧暦だった(泣

松江城と堀川めぐりを楽しんだ後は、いよいよこの旅最大の目的である出雲大社を訪れます。出雲大社には四基の鳥居があって、以前はそれぞれ異なる素材で出来ていたのですが、2018年まで木製だった二の鳥居が鋼材(鉄製)となったことで、三の鳥居と同じになってしまったそうです。4つ全てを潜るとご利益が割り増しになるかどうかは分からないのですが、とりあえず全部潜ってきました(笑

訪れたのは10月(神無月)なので、出雲に神様が集まって神在祭が行われるんだよなぁということは知っていたのですが、神迎神事・神迎祭は旧暦の10月(11月)だったんですね(号泣 本当、自分の詰めの甘さに愕然としつつも、割子そばと赤てんを食して気分は上々(mihimaruGT のテンション)でした(苦笑 


一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)

出雲大社に4つの鳥居があることは良く知られていますね。初めての出雲ということもあり参拝のお作法を理解できていなかったので、まずは 4つ全部潜ろうということで、神門通りを南下し堀川を超えた場所に車を停めて歩き始めました。

神門通りの玄関口である一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)。かなり大きく見えたのですが本殿より少し低いんですね、23mの鉄筋コンクリート製の鳥居です。手前の宇迦橋(うがばし)も2021年に架け替えられたんだそうで、欄干も位置の鳥居と一体感がありますね。

神門通り

一の鳥居を潜り、出雲大社へと続く参詣道神門通りに入ってきました。松並木はしっかり手入れがなされていて美しいですね。

2013年の出雲大社大遷宮(本殿遷座祭)に合わせ、参拝者が歩きやすいように車道を狭くし、電柱も無くしたんだそうです。一の鳥居からこの辺りまではアスファルトですが、この先は大判の石材が敷き詰められ、参道らしくなったことで景観が一変しました。

深緑のポスト

出雲大社前駅付近に珍しい深緑色のポストを発見。白兎神社にもピンク色のポストがありましたが、丸型のポストでカラフルなものは草津温泉にもあったかなぁ。


出雲大社前駅

決して鉄道ファンを名乗れるほど知識があるわけではないのですが、長年頑張っている古い車両を見かけると気になってしまいます(苦笑 

出雲大社の最寄りになる出雲大社前駅は一畑電車(ばたでん)大社線の終着駅です。駅舎は1930年(昭和5年)に建てられた鉄筋コンクリートの平屋で、丸みを帯びた緑色の屋根が情緒たっぷりです。1996年には国の登録文化財に指定されています。

出雲大社前駅

右側のオレンジ色の車両はデハニ50形・52号車で、1928年(昭和3年)製造の日本でも最古クラスに古い車両です。構外からも見学することができ、車両の中に入ることもできます。

映画RAILWAYSで中井貴一さんが演じる筒井肇が運転した車両なんだそうです。ユーミンの曲も好きですがキャストも豪華ですね。封じ込めてきた夢に向き合おうとする姿が、働きざかりの労働者の心に刺さりそうな作品ですね。今度映画をしっかりと観てみようと思いました。


二の鳥居(勢溜の大鳥居)

出雲駅伝などでもお馴染みの二の鳥居(勢溜の大鳥居)にやってきました。待ち行列ができるくらい人気の写真スポットですね。出雲大社境内の一番南にあって、国道431号に面しています。

この時は1968年(昭和43年)に建てられた木製の鳥居でしたが、現在の二の鳥居は2018年に建てられたCOR-TEN®(コルテン)で造られたもので、耐久性に優れているんだそうです。

松の参道の手前 うっすら三の鳥居(松の参道の鳥居)

写真の緩やかな下り坂の先に橋があって、その先から拝殿まで松の参道が続いています。うっかり三の鳥居の写真を取り損ねてしまいましたが、こちらの写真の遥か先にうっすらと鳥居が映っていました(汗 三の鳥居(松の参道の鳥居)は鉄製で重々しい印象でした。

松の参道の中央はかつての皇族や貴族、勅使だけが歩く参道だったそうで、一般の参拝者は並木の左右を歩くようになっていました。現在は松の木の根を保護するために、松並木の左右を歩くようになっているんだそうです。

大国主命

出雲大社のご祭神といえば「大国主神」ですね。須佐之男命(スサナオのミコト)の子孫で、葦原中国(あしはらのなかつくに)、日本国の支配者となった、数々の恋愛伝説も残る心優しき神様なんだそうです。

その優しさは因幡の白兎伝説ですね。出雲大社の境内には数多くの大国主神とウサギの象があります。こちらはその因幡の白兎のシーンでしょうか。
須佐之男命を祀った神社は大阪摂津市にありますが、ここ出雲大社にも素鵞社(そがのやしろ)があります。

四の鳥居(銅の鳥居)

最後の鳥居、四の鳥居(銅の鳥居)ですね。向こうには拝殿が見えています。1666年に毛利輝元の孫綱広の寄進で建てられた碧銅の鳥居です。

参拝ルート(お作法?)があるらしいのですが、この四の鳥居を抜けたら拝殿からご本殿へ、素鵞社をお参りしたら神楽殿という順路っぽいです。


八足門

御本殿の屋根がちょっと覗いていますね。天下無双の大廈(同じものが二つと無い壮大な神殿)と称えられている御本殿は高さは8丈(24メートル)もある“大社造”と呼ばれる日本最古の神社建築様式を伝えていますが、古代には倍の高さ16丈(48メートル)もあったんだそうです。

本殿の中には入れないのですが、この八足門で参拝することでよさそうです。2008年からの平成の大遷宮で、御本殿の大屋根や千木(ちぎ)などが新装されています。

彰古館

素鵞社と神楽殿の写真を撮り忘れていましたが、彰古館は大正時代に建てられた宝物館です。土日のみの開放となっているようです。こちらも国の登録有形文化財になっています。

拝殿

神楽殿も写真を残していませんでした(汗 出雲大社といえば神楽殿の大注連縄が有名ですよね。拝殿のしめ縄は長さ6.5mで重さは1t。一方、神楽殿のしめ縄は長さ13.6mで重さは5.2t と圧倒しています。今度訪れるときにはちゃんと写真にも残しておこうと思います(泣


スターバックスコーヒー 出雲大社店

出雲大社での参拝を終えてお腹も空いてきましたので、出雲名物の割子そばをいただきたいと思います。出雲大社からすぐのところに評判のいいお店があるみたいですね。

こちらも出雲大社が目の前のスターバックス。スターバックスは著名な観光スポットの近くにも店舗がありますが、しっかりと景観を意識した店舗づくりを行うなど、配慮がすばらしいですよね。

そば処田中屋 割子そば

さて、割子そばはこちらのそば処田中屋さんでいただきました。運ばれてきた時は重ねられていたのですが写真撮影用にバラシてみました(苦笑
そば好きにはたまらない三段重ねですね。そばつゆは最初にかけた器から食べ終えた順に次の器へと使いまわす感じです。

赤てん

割子そばでお腹も満たされましたが、せっかく島根に来ているのですから、大好物の赤てんを外すわけにはいかないですよね。ビールのアテには茹で落花生と双璧をなす存在と思えるくらい大好きで、自分用のお土産にもしこたま購入しました(笑

明日は鳥取から帰路につきます。


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赤天本舗 江木蒲鉾店

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