2024年は私にとってスタートの年!
これまでの3年間、じっと土の中で春を待っていました。
私にとっては、2024年2月4日【立春】はまさに重い土を持ち上げて芽吹く日です。
過去3年間の様子はこちらから👇
私には、これからの10年で実現したい「夢」が2つあり、今年はいよいよその夢に向かって歩みを始める年です。その夢とは…。
小さくても世界を市場に活動できる起業家を輩出する
地域に起業家が育つ土壌をつくる
この2つです。ただ、起業家も多様で、私の資源・時間・能力にも限りがあるので、まずは「女性起業家」に絞って進めていこうと考えました。
では、2つの「夢」の内容のもう少しディテール(詳しく)にふれていきます。
私が描く「明るい起業の未来」
まず「世界を市場に活動できる起業家を輩出する」という点では、アメリカに進出したい女性に、私も一役を担い、一緒になって事業を拡大していく活動をまずは進めます。
なぜ「海外進出」なのか?
日本市場の将来に閉塞感があり、起業家自身が明るい未来を描きづらい
コロナでオンラインでできることの幅が広がり、世界が近くなった
「AI」等により「言語」「情報」等の壁が乗り越えやすくなった
「円安」
海外は「物価高」が顕著(日本の3~5倍でしょうか?)。
つまり、海外で得られる評価や対価は、日本よりも数倍高くなる可能性があるからです。
とはいえ、「日本の良さや価値を海外でも提供することで、お役に立とう!」という考えで、「日本を捨て海外へ」という方向性ではありません。
私が「海外進出」の構想を描き始めたのは2019年夏で、翌年3月には最初の渡米を実現する予定でした。しかし、準備を進めている矢先にコロナで国境が封鎖されました。3年間の我慢の末、ようやく2022年夏には首都ワシントンDC近郊バージニア州を視察し、宇宙関連企業、経済開発局、シリアル起業家にも会い、ジョージメイソン大学も見学させていただきました。
翌2023年10月には、ペンシルベニア州で開催
された起業エコシステム構築フォーラム(e.Builders Forum)に参加しました。その会場での学びはもちろん、起業エコシステムづくりのための新しいつながりもつくることができ、前年に見学したジョージメイソン大学のインキュベーターと知り合うなど、ご縁を感じる出来事もありました。
起業家が経営者に成長するために
次に、なぜエンジェル投資なのか?をご説明します。
実は、その前から、地域でのVC(ベンチャー・キャピタル)創設を目指していましたが、なかなかに難さを感じていました。
まず、VCは運営コスト(5億円くらの小規模なファンドでも2億円程度?)がかかり、その費用をカバーするために大きなリターンを求めざるをえません。このリターンが、経営者にとっても、事業にとっても、エコシステムにとっても無理な成長を求める原因になっていないか?という疑問がありました。
2つめに、大きなリターンを求めるがために、ファンドはM&A(事業譲渡)やIPO(株式公開)を出口とする場合が多いです。そのような出口を選んだ場合、事業そのものが大都市へ移転し、その地域に残らない、地域の発展につながらない、という危険性があります。
3つめに、大きなリターンを得る事業に成長できるのは、投資した事業の中でも極少であり、成長という側面だけで評価された劣等生(ゆっくり成長の事業)は、「蚊帳の外」という扱いになります。1人1人が自分のペースで成長し、それぞれの役割の中で輝くのが地域社会なので、ちょっと合わない感じがします。
4つめに、「起業家」は人間の成長にあてはめれば「赤ちゃん」であり、生まれて、座れるように、立てるように、自分で歩けるように、そして、自立した経営者へと成長していくためにも、初期段階には手厚いサポートが必要だと思っています。でも、投資規模が小さく、リターンも小さい中では、そこまでのサポートを提供するには、なかなか採算が合いません。
「だったら、もっと簡易な『エンジェル投資』から起業家育成と、起業家育成に携わる人を育て始め、運営していくうちに、いい解決策が見つかるのではないか」「実績が伴ったときに、協力者が増えるようになるのではないか」…と判断し、リスクがありながらもGOすることに決めました。
21世紀型の「経世済民」に向かって
私が描く未来は、この2つの夢の先にある、21世紀型の「経世済民」(「経済」の語源)を実現することです。あとは、一歩一歩、ブレずに足を前にすすめるだけ。
私の思いに「共感した」「力になれるよ!」という方は、ぜひ、お声がけください。「夢」が「大きく」広がり、「スピード」も「質」も上がることにつながります。
ちなみに、今年の私は「剋される(力を弱められる、コントロールされる)」ことが多いようです(四柱推命学の先生による)。自分をしっかり持って、「剋され」ることが「糧」につながるよう、学び、実践していきたいと思っていますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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