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おかじを解剖してみた。 〜其の1〜

こんにちは。
おかじです。

今日もここに立ち寄っていただきありがとうございます。

先日の初投稿で、
本当にざっくりとした自己紹介をさせていただいたわけですが、

今回から数回に分かれて、
おかじの誕生秘話として前回4年前の学生卒業時にも書き残したものをもとに、それから4年経った今回改めて、今後の自分自身にも宛てて書き残しておきたいと思います。

< 余命5年の始まり >

今から26年前にこの世界に産まれた私ですが、
日本では500人に1人と言われている「口唇口蓋裂」をはじめとしてやその他顔面に多数の奇形を持って産まれました。

そして、医師から告げられたのは、
「この症例で5年以上生きた前例はこれまでにない。」との
余命5年の宣告でした。

この世に産まれてくる確率は一説では50兆分の1の確率と言われています。
そんな超幸運を持って産まれてきたにも関わらず、この世界に来た途端の余命宣告。

そんな私の始まりでした。

難しい症例のため手術ができる先生も限られ、遠方の大きな病院でこれまで20回以上の入退院や手術をして、現在20代半ばまでになりました。
もちろん、今は全く不自由なく一般社会の中で生活しています。
そして医学界の中では、そんな奇形で産まれた長期生存例としてされているようです。

余命5年と言われその何倍以上も生き続けられていること、偶然にも執刀できる先生が見つかったこと、全て奇跡の連続でした。

また、遠方の病院にも関わらず、地元から私のためだけにわざわざ幼稚園の先生方や私と直接関係がない母の知り合いの方もお見舞いに来てくださったり、幼稚園、小学校、中学校、高校のクラスメイトからも入院するたびに、たくさんの温かいメッセージをもらいました。

確かに身体には恵まれて産まれてこれなかったかもしれませんが、「人」にはその分間違いなく恵まれたと確信しています。

私自身、現在塾講師や心理カウンセラーとして関わらせていただいている子供達やクライアントさんに「大丈夫よ!」という言葉をよくかけますが、きっとここから生まれているんだと思います。

どんなに苦しい辛いことが目の前に待ち受けてても、大丈夫。
奇跡は絶対に起こる。


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