E244:顔面セーフって言われてもね
仕事帰り歩いていたら、ドッジボールをしている小学生の集団に出会った。
ああ、楽しそうに遊んでいるな、とは思うもの、
私、この遊びには苦い思い出しかない 笑笑
はるか昔、あの時の担任…
やたらとドッジボールをさせたがった。
「源太、アンタなぁ、今はみんなでドッジやる時間やでー!」
休み時間は静かに本を読んでいたいのに、
なぜかよく引っ張り出された。いまは、みんなで仲良く遊べと…。
本を読んでいただけで、「協調性がない」と言われる。
はて、協調性とはなんぞや…?
人の領域に
遠慮なくズカズカ入り込んでくる感じが、
どうにも性に合わず、この担任のことは苦手だった。
そもそも
何も悪いことをしていない人に対して
ボールをぶつけて喜んでいる、
けったいな遊びやなぁと思っていた。
(※個人の意見です。ごめんなさい)
なんでわざわざボールぶつけなきゃいけないの?
なんでわざわざボールぶつけられなきゃいけないの?
わかんねぇ…
43年越しに初めて言うけど、ずっと疑問だった。
ただでさえ苦手な遊びなのに
顔面にボールをぶつけられた日には、
テンションはダダ下がり…
そそくさとコートの外に出ようとしたら
途端に声が飛んできた
「源太くん、顔面はセーフやから、コートに戻りなさい」
最悪やな…
こっちは、顔が痛くて
戦意なんかとっくに喪失しているのに
コートに戻れと言う…
お前は鬼か?
人の体にボールをぶつけて、
みんなで歓声を上げる…
なんだ、これは?
顔面にボールをぶつけられて
半泣きになっているのに
そのまま競技を続けろと…
顔面セーフ
なんだ、それは?
理解が追いつかない。
しんどかったなぁ。
そう言えば、この先生
授業参観と、家庭訪問の時「だけ」
声が1オクターブ上がる
それは、それで
……しんどかったなぁ 笑
【連投165日目】