1年前に会社を辞めると決めた私が書いた、10年前と10年後の私への手紙
10年前の私へ。
がんばってるね。「もっともっとがんばらないと!」といつもいつも
思っている10年前の私。
そんなにがんばらなくても大丈夫。あなたを助けたいと思ってる人はたくさんいるから、もっと弱音を吐いていい。自分の気持ちを抑えて、殺して、
生きていかなくていいよ。
世界にはあなたの大切なものに惹かれて、響いて、一緒に歩こうと言ってくれる人がいる。10年後の私はそれを知ってるのよ。
10年前のあなたは、そんなこと信じられないかもしれないけど。
そうなんだよ。でもね、10年前のあなたがそうやって、
がんばって、必死でいてくれたからこそ、今の私がそう思える。
やっぱり、全部無駄じゃないし間違いじゃない。
今がいい。
今が素敵。
今幸せ。
今ありがとう。
そう感じられれば、過去の辛いことも今の幸せへの道標だよね。
だから10年前の私へありがとうを送ります。
10年後の私へ。
今の私をみてやっぱり「まだまだ頑張ってるんだな」と苦笑いするのでしょう。でもたくさんの仲間と一緒だなと言うのでしょう。
今の私は迷ってる。こっちの道へいってみたいけど、怖い。
このままの道を進めば安全だけど、それでいいのかな?
10年後の私は、
どっちの道の先にいるんだろう。
実は、両方の道の先に私は必ず存在している。
怖くて新しい道の先にも、
このままの何も変わらない道の先にも、
私がいる。
ねえ?今の私に語りかけてくれているのは、どちらの道に進んだ私なんだろう?
「勇気を出してこっちの道をえらんだ私、いいね!すごいよ!だから今の私がいるよありがとう!」
今この選んだ道が、
10年後、そう言って待ってくれている私に出会える道でありますように。
◇◇◇◇◇
この文章はちょうど1年前、当時在籍していた会社を辞めると決めた時の心境を書いたものです。FBに投稿していたようで「1年前の投稿」としてあがってきたものを、こちらに掲載しました。
前職を辞めるときは相当な葛藤がありました。悩んで泣いて苦しんで、だけどふと、本当にふと「あ、辞めよう」と一瞬で決意が固まりました。
でもやっぱり不安で。というか今も。
そんな私に、1年前の私が語りかけてくれました。少なくとも、1年前の私の会社を辞めるという決意がなければ、来ることができなかった場所に今立っていることは確かです。
「勇気を出してこっちの道をえらんだ私、いいね!すごいよ!だから今の私がいるよありがとう!」
もちろん、不安なこともある。だけど今日やはり、1年前の私にありがとうを伝えたい。勇気を出して今の場所への道を切り開いてくれた自分へ。