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人生の岐路に立つとき、どちらを選べば正解なのか?年収が10分の1になった話
誰にでも人生の岐路というやつはあるだろうと思う。私の記憶の中に色濃く残る岐路はやはり「仕事をやめるか否か」だ。
なんだかんだと振り返れば、今の職場は6つ目だ。私は5回「辞めるかどうか」考えてきたわけだ。辞めるかどうか悩む時はこう考えることが多いだろう。「仕事をやめるのか続けるのか、どっちが正解なんだろう」
1番悩んだというかウダウダしていたのは5年ほど前の話だ。当時私は正職員の医療事務をしていた。
医療事務という仕事は業界的にそれほどお給料は高くない。そして雇用形態は非正規がほとんどだ。私は約10年かけて転職しながら雇用形態を変えながら、年収を約4倍にした。我ながらよくやったと思う。がんばった。
しかし今はその10分の1まで年収は落ち込んでいる。我ながらよくやったなと思う。何をトチ狂ってるんだか。
今わたしはフリーランスのセミナー講師をしながら、医療事務のパートをしている。経済的に余裕があるとは言えない。でも後悔はない。その時その時、私は自分で道を選んだのだから。
仕事を辞めるの否か、正解かどうかで考えればもちろん「否」だ。リストラのない正職員の職を手放し、全く畑違いの会社に就職してそこも退職してフリーの道を選ぶなんぞ、100人いれば99人私のことをバカと呼ぶだろう。でも私の周りには残りの1人がわらわらいる。一般的には大バカ野郎のこの選択を、手を叩いておろしろがって応援する人ばかりなのだ。
「仕事をやめるのか続けるのか、どっちが正解なんだろう」
仕事を辞めたいと思う人は必ずこう悩む。答えは、両方正解だ。ただ選んだ道を正解に育てるだけ。
この選択が正しいかったのか?正直、毎日自問自答している。あのまま正職員として働き続けていたら、収入的には今よりは安定しただろう。でも心は今よりも不安定だったんじゃないかな。
何が正解かなんて誰にもわからない。そして他人が不正解だと言ったとしても、本人が「これでよかったんだ」と思えばそれは大正解なのだ。
もし今あなたが大きな選択を迫られているのなら、この言葉を送りたい。「どちらを選んでも大丈夫」選んだ道を正解に育てればいいのだから。数年後の私が「この道を選んでよかった!」と思えるように、今から日々を重ねていけばいい。この言葉を送りたいなんてカッコつけているけれど、もちろんこれは私が毎日つぶやいているお守りの言葉だ。