【神奈川・横浜白楽】濃厚なノスタルジーの世界「ブックカフェ はるや」
こんにちは、おかえりです。
会社員ライターとして、社会人が「本に浸れるモノゴト」を収集しています^^
今回は、神奈川県横浜市白楽駅から約80歩「ブックカフェはるや 喫茶と本とちょっと酒 」さんへ。
絵本みたいな青い扉の先に、なつかしさが広がってました。
景色・BGM・ポップ…ノスタルジーが染み出す
お店は2階。
団地のような雰囲気のある建物で、窓からの景色も初めて来たのに、親しみを感じてしまいます。また、よく風が通る坂道に面しており、ひらひらと動く外の景色を眺めてぼーっと。心地のよい時間が流れていきます。
懐かしさを感じる由縁と考えたのですが、そのひとつがBGM。
ラジオが流れていたのですが、名著「夜と霧」の話をしていたり、竹内まりやさんの曲が流れたり…
また、お店のポップにはニャロメが大量発生🐈笑
素朴な心遣いが可愛らしくて、ノスタルジーさにほっこりします。
子ども心をのこす一冊
本棚は、「古本は自由に読んでOK。新刊本は購入して読んでね」というスタイル。
本棚をみて、味のある本が並びます。
ふと気になった、「いたずら事典」
書棚を眺めていて、目が留まった1冊。
「いたずら事典」
作家さんはお店の名前の同じ「はるや」さんで…
すこし運命を感じました笑
引き出してみると、昭和男子なインパクト笑
なんでも店主さんがクラウドファンディングで作られた1冊だそう^^
元々武蔵小山の居酒屋さんを営まれていた時にお客さんと子供時代やっていたイタズラを集めてまとめたそうです。
店主さんのお話を聞いて、ビールを片手にいたずらと言う名の武勇伝で盛り上がっている、むじゃきな大人たちの情景が浮かんでくるようでした。
遊び心は、味であり、時代により罪
ちなみに、この「いたずら事典」現代というフィルターを通すと、なかなか過激です…笑
実際、一部のいたずら事例については、「危険注意」や「生き物は大切に」、さらには「犯罪厳禁」といった注意の印が。
当時昭和の子どもたちが当たり前にやっていた「いたずら」の数々。
店主さんから「今やっちゃダメなこともたくさんあるけど、こういう時代があったことを残したい。」と聞いて胸が熱くなりました。
そう思える幼少期って、すごく貴重なんじゃないかと。
読んでいて、子どもの頃から同じ感覚を持ち続けていたつもりだったけど、時代や大人になって自分が縛られてるかを体感しました。
自分がつまらない大人になったなぁと思った方にオススメしたい1冊です。
※書籍の中には、現在の法令に触れるような事例もあります。用法用量を守り正しくお読み下さい!
みんなでつくる本棚たち
はるやさんには、「いたずら事典」以外にも、味のある大人たちが作った本棚が^^
個性がきらり。ひと箱本屋さん
新刊本の一部は、ひと箱本屋さんという形で、棚貸しがされています。
棚ごとで雰囲気が変わるので、眺めているのもたのしき。
誰かに共有したい本持参必須
「1冊とったら1冊以上入れる」本の物々交換コーナーも。
まとめ
お土産にフリーペーパーを頂きました。そのひとつが、紀伊国屋書店の「scripta」。scriptaはラテン語のことわざ「Verba volant, scripta moment.(言葉は去りゆくが、書かれたものは残る。)」から。
これを見て、また「いたずら事典」のことを思い出したのは、言うまでもありません。
味のある本が揃っていますので、濃厚ノスタルジーな世界に浸って童心・青春を思い出したい方におすすめです!
※情報は執筆時点の内容です。詳細は公式HP等をご確認ください。
※許可を得て、撮影・掲載しています。
もともと、行きたいと思ってて行けずじまいでしたが、noteでご活躍されている森潤也さんの記事を読んで背中を押されました。(耳をすませばの世界観に対して表現が秀逸です^^)森さん、ありがとうございます!
「おかえり旅行」では、明日行く満足度の高い旅行がコンセプト!関東発ふらっといける楽しい場所を紹介しています!
よろしければ、こちらも遊びに来てくださいね♬
https://okaeri-3.com/