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視座を変える
会社の軽ワゴンを運転するのは楽しい。いつも乗っている営業車よりも座席の位置が高く、窓も大きいため視界が広い。隣を走る車よりを見下ろしているような感覚で、何だか気分が良い。
そうやって運転しながら、これって仕事をする上でも、人生においても大事なことやなって思った。
たまに視点を変えて見ると、今まで気付けなかったことに気付けることがある。道端に咲くタンポポや新しくオープンした喫茶店、新発売のお弁当や美人な店員さん。
Mr.Childrenの「彩り」という歌に、
「僕のした単純作業がこの世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に少ないけど 赤 黄色 緑」
という歌詞がある。
視座を広げ、ちょっと視野を広げてみる。今まで見えなかったものが見えるようになる。それってすごく人生を豊かにすると思う。
ルーティン化することも大事だとは思うけれど、一見すると無駄なことの中に本質が眠っていることも多いのではないか。
仕事でも、それ以外でも、いつもと違う道を歩いてみたり、いつもと違う乗り物に乗ってみたり、いつもと違う靴を履いてみたり、そんなことが大事なんだろうと思う。
夏が近づくモワッとした風に吹かれながら、そんなことを考えた6月の昼下がり。