週案に日記を書く

教師の事務仕事の一つに、「週案」という、授業の計画を記したスケジュール帳の記入がある。

初任者の時には、この週案を記入することすら苦痛で仕方がなかった。毎日の仕事に忙殺され、1週間分の授業の計画を立てる余裕なんて到底なかった。

この仕事を10年以上経験して、ようやく当たり前のように翌週の授業の計画を週案に記すことができるようになってきた。計画を立てておけば、直前に授業の準備で焦ることはないし、逆にゆとりが生まれると気づいたのもここ数年のことだ。

そうやってゆとりが生まれたので、週案に日記を書き加えることを新たな習慣にしてみた。一日の終わりに、その日の気づきや考えを週案の下部に3行程度で記述するのだ。

そして、「一行書くだけ日記」という本を読んでからは
 ①書くことで自分を見つめ直す時間を毎日つくる。
 ②中振り返り、大振り返りなど、1行日記を振り返って考えを深める時間
  を時々つくる。
 ③映画や本も振り返りの材料にする。
などのやり方を知り、さらに改善して継続している。

一日たった5分程度、金曜日は1週間の振り返りをさらに5分程度。
これだけで、なんだかモヤモヤした気持ちがすっきりするし、様々な気づきを得て業務改善につながっている。

時々この週案を読み返すことで、「なかなか自分も頑張ってるな」と思えて自己肯定感の安定につながることも、+αの効果としてある。

教員の皆さんにおすすめの「仕事の心がけ」だ。

#仕事の心がけ

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