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更年期の入り口に立ち。

50歳を手前にして、いわゆる「更年期」の入り口に立った。

以前、仕事で知り合った少し年上の方が更年期障害真っ只中で「今日は調子がいいけど、週に1〜2日はベットから出られない」と話していた。

気分も落ち込むし、身体もダルいし「もうほんとうにつらいのよ〜」と笑っていた。
その日は笑えて良かったけど。
そんなに大変なのかと慄いた。

私はまだそこまでではないけど、女性ホルモンに振り回されてる感を最近すごく感じるようになった。


女性は、毎月の生理の前の時期になると「PMS」という症状に襲われる。

PMSとは、月経前症候群と呼ばれるもので、月経が開始する3~10日ほど前から身体的、精神的に現れる不快なさまざまな症状のことです。これらの症状は月経が開始すると同時に改善するのが特徴です。

( メディカルノートより)

こちらも更年期障害と同じく、人によって症状はさまざまで、落ち込んだりイライラする人もいれば、頭痛など体調を崩す人もいる。
そして、症状が重い人も軽い人もいる。

私はもともと、このPMSの症状が「ほとんどない」人だった。

強いて言えば、眠いのと、妙にお腹が空くぐらい。
「最近やけにお腹空くなあ」と思って数日後、「ああ、PMSだったのか」と気付く程度。


それがここ1〜2年、急にPMSが酷くなった。なぜか毎回症状が違う。

たとえば、先月はやたらと落ち込むバージョンだった。

誰かに何かを言われたわけでもないのだけど、ただひたすらに暗い気持ちになって、ひとり部屋の隅で膝を抱えていた。

もはや何が悲しいのかも分からないんだけど、ただただ悲しく寂しい気持ちとの戦いだった。


そして先々月は、やたらとイライラするバージョン。

これもまた厄介で「食器棚の食器、全部割ってやろうか?!ああん?!」ぐらいにはイライラしてたし、触れるものみな傷つけそう(「ギザギザハートの子守唄」より)な攻撃性を抑えるのに一苦労した。

確かその時期に、誰かに怒鳴り散らしてる夢を見た。
怒鳴っても叫んでも相手に全然響かなくて、より腹が立った私は椅子をガラス窓に向かって投げてた。

しかも、ガラスが強化ガラスだったようで、椅子が「バイン」と跳ね返って来て「なんで割れんのじゃー!!!」と怒り散らしてた。

おいおい、暴力的がすぎるやん。
もはや事件やで。
現実じゃなくてほんと良かった。


あとは、とにかく眠いしダルいしやる気も出ない。

一応、生理が来て数日したら乗り越えられるのだけど、なかなか起伏が激しくて疲れるし、多分これは更年期障害の入り口なのかもなあと思ってる。


そこで、気休めだけど、「命の母」は飲んでみてる。
けど、1日3回4錠ってのがなかなか続けられず…。

でも気分的なものなのか、飲んでる時は穏やかなような気がしないこともないような。
分かんないけど。


とはいえ、まだ入り口。

本格的な更年期に入る前に、一度婦人科に行かなきゃなあと思ってはいる。

貼るタイプのお薬(ホルモンの補充)もあるらしいので、そういうのを使って乗り越えていきたい。

諸先輩方、よろしければ、どうやって乗り越えたのか教えていただけたら幸いです。


しかし、食べると美味しいのに、増える時も減る時もホルモンって面倒臭いもんですね。

まあでも、更年期まで長生きできたんだから、ヨシとしなきゃだなあ。

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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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