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観光地モンマルトルから、地元の人に愛されるベトナム料理店まで。4日目のぶらり散歩。【パリ旅日記10】

昨日に引き続き、パリで立ち寄った場所をさくっとご紹介シリーズ。
今日は、5泊8日の4日目。

観光名所から駅、ベトナムフォーのお店まで取り揃えております。
よろしければどうぞ。



1、BHVマレ(デパート)

初日にも行ったBHVマレ。
今回は、母やお友達へのお土産を買いに。

もちろん上のテラス席にも行きました。

テラスがまだ開いていなくて、ドアの前で「あれ?開かない?」ってやってたら、お店の人が「ちょっと待ってね〜」と開けてくれました。
いやほんと、フランス人みんな優しくてびっくりよ。

BHVマレのテラス席についてはこちらをどうぞ↓
とにかくおすすめのスポットです。


2、モンパルナス駅

パリの主要ターミナル駅のひとつ。
すごく大きな駅なので、飲食店も色々入っていました。

この日は、パリに来てからずっと一緒だった、お友達のいずちゃんとお別れの日(涙)

彼女はこのあとレンヌへ行くので、ここでお見送り。
なんて寂しいのでしょう…!

ハグしてバイバイして人混みに消える彼女を見送り、半べそ状態でしばし立ちすくんだあと、「よし!私は私の旅をするのだ」と立ち直り、地下鉄乗り場へ行こうと思ったのだけど…

駅が広すぎて地下鉄が見つからない。

あれ?ここさっきも通らなかった?え?地下へ行けばいいんでしょ?なんで地下に行けないの?と何故か全然辿り着けず、涙も引っ込み焦る私。

しばらくうろうろした末、なんとかどうにかたどり着いた地下鉄。
ああよかった。


・ボンマルシェ(Le Bon Marche)

BHVマレに続き、お土産を仕入れに行ったのは「ボン・マルシェ」というこちらもデパート。

なんと1852年創業の老舗!
日本はまだ江戸時代!だから何!

内装がとてもおしゃれなデパートなのですが、私が訪れた時は「サラ・アンデルマンがデザインした、ル・ボン・マルシェの本ファンのための新しい展覧会(Mise En Page Par Sarah Andelman)」が開催中で、デパート中にこの可愛いキャラクターが配置されていました。

普段はクラシカルでおしゃれなデパートだし、吹き抜けのカフェも緑が多くて良い感じでした(寄りたかったけど時間がなかった…)

あと道を挟んで隣にある「食品館」もすんごく楽しいのでお時間あればぜひ。

きのこのはかり売りとか、日本のスーパーやデパートで見ることのないものが見られるので、結構ワクワクします。

ねえ、知ってた?
シイタケは「SHITAKE」で、エリンギは「ERYNJI」なんだね↓

スイーツも軒並み美味しそうで、夕方立ち寄っていたら、買ってホテルで食べたかった…!と強く思いました。
次回はきっとそうする!

ていうかキッチンのある部屋借りて、自炊する!
変なキノコ買ってみたい!(なんか危険な香り)


・サクレ・クール寺院

モンマルトルの丘に立つサクレ・クール寺院。
15年前に訪れて素敵だった記憶があったので再訪しました。

入場は一部を除いて無料。
ありがたい。

ちなみに入り口に立つ2つの銅像。
左はルイ9世、右がジャンヌダルクだそうです。

この寺院は丘の上にあるので、専用のケーブルカーがあるのだけど、その存在をすっかり忘れて坂道と階段をえっちらおっちら登りました。

結構急。
前を歩く女性が途中で立ち止まって「ぜいぜい…どうぞお先に…ぜいぜい」って言ってました。
ケーブルカー使おう。

ケーブルカーの料金は1.9ユーロ。
日本のSUICA的なナビゴーも使えるみたいだし、遠慮なく使っていいと思う。私も使いたかった(笑)


寺院の中に入ると、正面にイエスキリストの壁画が。

圧巻。とても美しい。
これを無料で見られるなんてありがたい。

周りにはあちこちに神様の像?と、その前にたくさんのロウソクが。

2€でロウソクをお供えできたので(「お供え」って言い方は絶対違うと思うけど)、私もひとつロウソクを立ててきました。

それで手を合わせながら考えたんだけど、日本の神様(神社)って「お願い事はしちゃだめ。お礼を伝えるだけ。または決意表明をすればいい」って言われるんだけど、キリスト教ってどうなんだろう。

お願いしちゃダメなのかな。
やっぱり感謝?
それとも赦しを乞う感じ?

…と迷いつつ「私の知り合いみんなの願いができるだけ叶いますように」とそっとお願いしてみました。

叶いますように。


この丘はパリ市内で一番高い場所なので、寺院の前は絶景スポット。

さらに、寺院のドームに登ると更なる絶景スポットがあって、そこからはエッフェル塔も見える…らしいのだけど、私はその存在に気づかず(涙)

完全なるリサーチ不足…。

また次の機会に登りたいと思います。

るるぶさんからお借りしました)

ただこの景色を見るには、300段の螺旋階段を登らなきゃいけないらしいので、足が元気なうちに来なきゃだわ。
だって登るってことは下らなきゃいけないってことでしょ?
下りの方が足に来るじゃん。


・モンマルトルの丘

サクレクール寺院を出てからふもとにある駅まで、ぶらり散歩。

ほぼ全ての道が石畳なので、ヒールで来たら絶対にダメな場所ですね。

モンマルトルの街に入って、一番の謎なのは電線?にかけられた靴。

そういや前も見た気がするんだけど、これは何かのおまじないなのでしょうか…。
そもそもどうやってかけたんだろ。投げたの?
結構高い位置なんだけど、どうやって投げたんだろ?

余談だけど、帰国後たまたまテレビで映画「ビッグフィッシュ」をやっているので観てたら「帰らせない」という意味で、街に来た人の靴を投げて電線的なものに引っ掛けてたので「モンマルトルから帰るなってことだった…?」となりました。

一応調べてみたけど「Shoe Tossing」と呼ばれていること以外、詳しいことは分かりませんでした。うーん、不思議!


さて、モンマルトルといえば画家の街。
過去にはゴッホやルノワール、ピカソもこの街に住んでいたのだとか。

今も丘の上ではたくさんの画家さんたちが、絵を描いたり売ったりしています。

そんな中、たまたま見かけたのがムッシュが描く少年!
めちゃうまやん。すごいやん。

一瞬、私も記念に描いてもらおうかと思いましたが「自分の似顔絵…いる?」ってなりやめました(笑)
旅のテンションおそるべし。


そんな画家の街だからなのか、あちこち落書きだらけ。

パリは全体的に落書き多いけど、ここはその中でも多いなと思いました。
アートの街だからいいのかな。知らんけど。

ただ、基本的に人混みなので、多分スリとか多いと思います。

私は大丈夫だったけど、絵に夢中になってたりすると危ない空気を感じたので、行かれる方はお気をつけて。


丘から降りて、次の移動の前にカフェで一息。

丘の上にもたっくさんのカフェやレストランがあったのだけど、どこも賑わいすぎてて一人で入るのに勇気が出ず…。

駅の近くにあった割と空いてるカフェに入りました。(ちょっと失礼)

たくさん歩いた足を休めて、次の場所への路線図を確認。
ここから夕飯のお店へ移動です。


・Phở Bánh Cuốn 14(ベトナム料理店)

夕飯を食べに行ったのは「Phở Bánh Cuốn 14」。読めん!(笑)
とりあえずフォーのお店。

ちょっと遠かったけど、美味しいと聞いたので行ってきました。

がしかし!
実は私が行きたかったのはここではなくて「Foyer Vietnam」というお店だったことに帰国後気づきました(笑)
しかもこっちの方が近かった(笑)

でも美味しいフォーのお店でした。よかった。

牛肉のフォー「Phở Chín」。
生肉が乗っているのもあったけど、火の通ったものにしました。

届いてびっくり!
とりあえず、トッピングの量が多い!
この謎の葉っぱは何?と思ったけど誰にも聞けず、周りのお客さんの様子を見て「ちぎって入れるのね」と真似て入れて食しました。

(あっという間に満席!)

一口スープを飲んだら、優しいお味…!
ずっと洋風のものを食べてたから、この出汁感が沁みる…!
美味しいよーーー(涙)

「ちょっと量多いかな…」と思ったけど、ペロリといただきました。
ごちそうさまでした。

間違えて行ったお店だったけど、とっても満足度が高かったです!
ちなみにこの牛肉のフォーは12.2ユーロ。
日本円にすると2,000円ほど。

まあ高いよね…(笑)


・おまけ

ベトナム料理店から駅へ向かう途中、軽い貧血のような状態になり(あんなに肉食べたのに)、ああこのまま電車乗るとまずいな…とすぐ近くにあった公園へ。

こういう大きな公園があちこちにあって、パリって良いところだなあと、しばしベンチで休んでから帰りました。

最寄駅の「東駅」に着いたら夕暮れ時。
いちいち駅が綺麗で荘厳。

駅前の道が夕暮れ色で美しかったので一枚。
今回のパリ旅はお天気に恵まれて幸せでした。


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オカダトモコ 旅が好きなライター / カメラマン
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