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4泊した良きホテルと、無料で1泊したホテルの話。【パリ旅日記 8】

ふたたびパリの話でございます。
ただいま。

さて、今回のパリ旅は5泊8日。
そのうちの4泊お世話になったのは「ホテル マゼンタ 38 バイ ハッピーカルチャー」さん。

最寄駅は
・東駅(Gare de L’Est)から徒歩6分
・北駅(Gare du Nord)から徒歩15分
・ジャック・ボンセルジャン駅から徒歩2分
・シャトー・ド駅から徒歩4分
と、駅近ではないホテルなのだけど、とても過ごしやすくて良いホテルでした。

私たちが泊まったのは、2シングルルーム。

(荒らしたあとの写真しかなくて申し訳ありません…)


すごく広いわけじゃないけど、スーツケースを広げる場所もあるし、クローゼットもあるし、窓からはパリっぽい景色が見られるし、あと静かなのもすごくよかったです。

(部屋から見える景色)

あと何と言っても、朝食がめっちゃ美味しかったの!

パンもたくさん種類があるし、シリアルやハム、チーズ、スクランブルエッグにフルーツポンチ、ヨーグルトも!

さすがパリって感じで、バゲット美味しいしクロワッサンも美味しいしパンオショコラも美味しいし、このクレープとホットケーキの間みたいなやつも美味しいし…。

しかもパンに塗るものが、バター(大きいかたまりから、好きなだけ使っていいという贅沢)にジャム数種類、チョコレートクリームなどなど…そんなに塗れないよ!足りないよ!パンが!私の胃が!って悲鳴をあげたくなるほど(笑)

パン好きには天国みたいな朝食でした。

(で、結果盛りすぎる)

飲み物もコーヒーやらカフェラテやらココアやら選べるし、毎朝何を食べようか楽しみで楽しみで仕方ありませんでした(笑)幸せ(笑)

ちなみに、朝食は公式サイトから予約すると10ユーロ。

私は最初の3泊分はつけたけど、最後の1泊だけは朝食なしにしました。

その日は、近所で美味しいと聞いたパン屋さんのパンと、スーパーで買ったヨーグルトとホテルのコーヒーで朝食。

(サンドイッチ大きすぎ問題)

パリにはカフェもいっぱいあるから、色々楽しんでみるのもいいですよね。

気になってて結局行けなかったんだけど、朝食が売りのお店近くにもありました。
グルテンフリーとかもあるらしい。
美味しそう。


そうそう。
このホテルは、コーヒー紅茶、お水と炭酸水が飲み放題でした。

さらにはカヌレまで…!!

(3日目はカヌレがマドレーヌになってたよ)

日本のホテルでも水とかコーヒーメーカーが置いてあるところは多いけど、炭酸水が飲めるって見たことなくて、これがすごくよかったです。

さらに、お水は常温と冷水が選べるという充実っぷり!

日中はこの水を自分のペットボトルに入れて持ち歩くこともできて、すんごく助かりました。

(お水が高いと聞いていたので、日本から500mlのペットボトルを2本持って行っていました。重いだけでした…)

(中庭もありました。おしゃれ!)


そしてですね、フロントのお姉さんたちがとても優しい!!
いつもニコニコ笑顔!みんなかわいい!

実は当初、3泊したあと、ベルギーのブルージュに移動して1泊する予定でした。

でもいざ列車のチケットを取ろうと思ったら、「キオスクでチケットを印刷しろ」とか、手続きが思いのほか面倒臭くて「もうこのままパリにいよう」と急遽変更。
フロントで、追加の1泊を取ることに。

最初提示された金額が、私がネットで見てるより1万円近く高かったので、「この値段って出てるんだけど…」とスマホを見せたら「わかった!ちょっと待ってね!」と、嫌な顔ひとつせずに取り直してくれました(涙)

おかげで、そのまま同じ部屋で延泊できました。
ありがたい(涙)

(こじんまりとしたフロント)


スタッフの方はみんな、胸に話せる言葉の国旗のシール?ワッペン?をつけているんだけど、ひとり日の丸をつけている女の子を発見!

「え?日本語?分かるの?」と声をかけると、恥ずかしそうに「スコシダケ…」と。

なんでも、以前日本に住んでいたことがあるんだとか。(2年だったかな)

でも日本語を話すのは恥ずかしいようで、英語でお話してくれました。
日本で住んでいた場所とか行った場所とか。

「熊野古道にも行きました。とても素晴らしかった!熊野古道には日本最古の温泉があるんですよね。知ってますか?」と言われたのだけど、恥ずかしながら知らなくて「熊野古道行ったことなくて…」と言ったら「ぜひ!行ってください!本当に素晴らしい!」とおすすめされました。

パリの地で、日本の素晴らしさをパリジェンヌに教わるとは…!
「うん!近いし行ってみるね!」と言ったら「オススメ!」と笑顔の彼女。

この時「また明日ね!」と言ったのだけど、翌日チェックアウトの際、彼女に会えなかったのがとても残念でした。
また会えたらいいなあ。

ちなみにこちらが、熊野古道にある日本最古の温泉だそうです。

とてもかわいいお姉さん。
日本を好きでいてくれてありがとう。


と、ここまでベタ褒めを続けてきたこのホテルにも、残念だったことがひとつ。

それは浴槽がなかったこと。

(シャワーブース。ドアがないので水浸し注意)

浴槽があったら個人的に100点満点なんだけどなあ。
海外だとこれが普通だから仕方ないのだけど、やっぱり湯船に浸かりたい!日本人だもの!


あともうひとつ気になったこと。
それは、駅からホテルまでの道中。

最寄駅のひとつ「シャトー・ド駅」付近はアフリカ人街なので、ちょっとなんていうか…びっくりします(笑)

別に治安が悪いわけじゃないんだけど、夕方通りかかると、みんな道に出て大声で喋ってたりするので(しかも体がみんな大きい笑)ちょっとびっくりします笑(2回目)

でもそれも慣れれば別になんてことないし、近くに美味しいパン屋さんもあるしモノプリもあるしやっぱりまた泊まりたいと思うホテルでした。

(パリの1階は「0階」。そして閉めるボタンはない)




そして最後に一泊したのは、場所が変わってリヨン駅の近く。
「コートヤード・パリ・ガール・ド・リヨン」。

マリオット系列の立派なホテルです。

私が使っているクレジットカードが、マリオット系の「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」なのですが、年に一度、無料宿泊ができるというカード特典がついてます。

それを今回発動しまして、1泊無料になりました。

パリのホテルは軒並み高額なので、本当に助かった…!!

ちなみに普通に泊まると1泊35,000円ぐらいかな。
正直、一泊のためだけに移動するのは面倒だったけど、35,000円が浮くなら頑張れるよね(笑)


で、ホテルはというと、4泊したハッピーカルチャーのこじんまり感と違い、ピカピカの大型ホテル。

受付にはスーツを着た男性が二人。
とてもスマートに笑顔で感じ良く対応いただきました。

マリオットボンヴォイからの予約だったので「アップグレードして、広いお部屋にしておきましたよ!」とのこと。

さらには「特典のワンドリンクがあるから、奥のレストランで飲んでね!部屋に持ち帰ってもいいよ!アルコールでもなんでもOK!」とも。

ボンヴォイの力、すごいな。


さてさて、一体どんなお部屋…とたどり着いたお部屋は、確かに広い!無駄に広い!

そして駅の時計台が見える…けど、目の前はビル(涙)

(向こうからも見えるのかしら。落ち着かない)

よく見ると、ビルの窓にエッフェル塔が映ってるじゃないの。
てことは、反対側はエッフェル塔が見えるってこと?!

えー!
広くなくていいから、エッフェル塔見たかったー!
と思ったけど仕方ない。

まだ使ってないからフロントに言ってみても良いかもだったけど、面倒臭くてまあいいか…と諦めました。
予約時に「見晴らし重視」って書いておけばよかったなあ。


そして、これだけ広いから浴槽あるかも!とワクワクしたけど、やっぱりシャワーのみ。

こんなにスペースいらないから、浴槽作ってよーー!(涙)

(やっぱりドアがないシャワーブース)

…と、不平不満が爆発しましたが、無料だし文句は言っちゃいかんですね。

なにしろ綺麗だし、ベッド広いし、快適。
角度によっては時計台が見えて、パリ気分味わえるし。

(覗き込めば時計台)


特典のワンドリンクは、レストランでパイナップルジュースをいただきました。

部屋に持ち帰ろうか迷ったけど、がやがやした感じを味わいたくレストランで。

黄色を基調にしたオシャレなレストランでした。
できれば、ワインとか飲みたかったよね。

お酒の飲める体になりたい(笑)




以上、パリのホテル5泊でした。

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