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買って良かったと思うもの
買って良かったと思うもの。それは去年の7月に買ったティファールのケトル。
うちは仕事をしている部屋とキッチンとが少し離れている。だから何回もヤカンの空焚きをしてしまった。「コーヒーを淹れよう」とヤカンを火にかけるが、性格がどちらかといえばイラチだからお湯が沸くまで待っていられない。「そうだ、その間にメールを一通」と仕事部屋に戻って作業をしているうちに空だきをしてしまう。ドロシーからも「危ないから状況を改善せよ」とせっつかれ、挙げ句は「自分のことが自分で出来ないならコーヒーなど飲むな」とさえ言われてしまった。
「だったら・・・」とドロシーとも相談し、ティファールの少し高めのケトルを買った。ずいぶんと前に知人が「ティファールのケトルは便利」と言っていたのを思い出したのだ。
購入から半年強、買って良かったと心から思っている。まず第一に空焚きのような火事の危険から解放された。うちはIHなので空だきから火事のリスクはガスレンジの時よりは減ったとは思うが、それでも空焚きは空焚き。IHのレンジにだって決してよくない。
一方、ケトルは設定温度になれば自動で止まる。保温設定でもいいけれど、保温すらしなければ設定温度に到達した後は冷めるばかりだ。消し忘れ、止め忘れのリスクから解放された。
しかも、湧くのが速い。レンジでお湯を沸かしていたときは、湧くまでのわずかな時間が待てずに席を離れてしまっていたが、買ったケトルであればコーヒーを入れる準備をしている間に湧く。知人がもっとも推奨していたポイントもこの湧くまでの時間の短さだ。すぐに湧くからイライラしない。イラチの私にはとても合っている。
注ぎ口の形状も使いやすい。ヤカンだとコーヒーを淹れるときのお湯の加減が難しいのだが、買ったケトルはそのあたりがとてもやりやすい。もちろん以前はこの手の注ぎ口を持つヤカンも買って持っていた。しかし、既に2つ、空焚きによってダメにしている。まぁ、だから今回の買い物だったのだけれど、言いたいことは注ぎ口は大事ということだ。
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保温や温度設定については、実はあまり使っていない。保温の方はイラチの私がイライラする前に湧いてしまうので使わないし、温度設定については紅茶も一緒に淹れることが多いので100℃固定なのだ。でも、いろいろ設定できるという自由度にも価値がある。85℃でコーヒーを淹れたり、60℃で煎茶を淹れたりが「やればできる」と思えることも精神衛生上は良いことだ。
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買う前は「場所塞ぎになるかも」と考えて少し躊躇していたのだが、キッチンは布団が敷けるほど広く取ってあるので、あまり邪魔にもならない。
毎日2回か3回は使っているし、最近の買い物ではもっとも重宝している。自分が買って良かったと思う家電では最近のNo. 1だと思っている。