そういえば、最近、あまりセイタカアワダチソウを見かけない。外来種で、河原や空き地にやたら生えていたのに。緑の保全活動などをしているときは見かけると小さいうちに片端から抜いていた。
他の植物の生長を抑える物質を放出するアレロパシーという性質を持っていてちょっと面白いなとも思っていた。どこかでアレロパシーは自家中毒もあると聞いた。それが本当かどうかは定かではない。いま住んでいる埼玉は暑すぎて適さないのかもしれないが、。以前住んでいた川崎でも、子どもの頃ほどは見かけなくなっていたような気がする。、多摩川の河川敷でも。
セイタカアワダチソウのことを考えるとき、伊藤比呂美の『青梅』の記述を思い出す。詩で描かれたのは荒川だろうか。
その植物を"セイタカアワダチソウ"という名前で意識したのは、この詩がきっかけだった。