印刷のこと⑨ 先生&PTA広報役員さん必読! 印刷会社にデータを渡すときに気をつけてほしいこと ~写真編3~
今日も写真編。
PTAの役員さんや先生方が写真を撮って、例えば「2年生の運動会の様子」とか、準備するとおもうんです。
どんな写真がいいかってことなんですが。
圧倒的に「引いた写真」がありがたいです。そして真ん中に要約しているものがいいです。
もちろん撮ったら「これがいい!」ってのは出てくると思うのです。
文字を入れて空いたところに写真を入れるパターン、もしくは写真のスペースは最初から確保されてるパターンとまちまちなんですが、写真は基本的に同じ比率で100%入ることはあまりありません。
どこかトリミングされた状態で入ることになると思います。
じゃあどこをトリミングするかというと、余白を調節して入れているのです。
横長の枠に対して、縦の写真でアップだったら当然余白が出てしまうのです。
逆もしかりなのですが、縦長の枠に横長の写真をいれるとなると横に余白が出てしまいます。
言葉だけでは伝わらない気がするので、図解!
適当に作ったレイアウトですが・・・
四角に写真が入ります。
この写真、桜の木があるだけなので、余白としてトリミングしてしまいましたが、
この右上に大切な情報があるからここまで入れてと指定がきたら、こうなるんです。
これが例えばスポーツの写真で写真の四隅まで全部入れて欲しい!となると、難しいことになってしまいます。
クラス写真なんかも、まさか隅の子を切るわけにはいかないので写真が小さくなってしまいます。そうすると要らない余白がでてしまうパターンも。
(↑4の下の写真のように)
なので上下左右ともに余裕がある写真がいいのです。
ですが、文章量が少ない場合なんかは、写真を大きく載せることも可能です。
レイアウトにもよりますが、この写真の大きさの調節、文字の調節というのが、実は地味に時間をかけております。
そう。
いただいた原稿をコピペして終了!というわけではないのです。
びっくりするほど、こまかーーーーーい文字の調節を一文字一文字ミリ単位でしていたりもします。
写真はなるべく要望を伝えてもらえるとうれしいです。
でも、解像度が低い・・・ピントがずれている等。
全てのご要望にはお応えできないということを踏まえて、いただけると幸いです!