言葉にできない胸につかえる想い
ある映画を観終わった時に言葉が出てこないんだけれど、「あぁ、この映画観てよかった」と心から思う事ありませんか？私はあります。本当に素晴らしい作品に出会うと言葉が見つからないのです。そういう作品の一つが「もののけ姫」です。宮崎駿の最高傑作だと思っています。生命の在り方と人間と自然の共存をテーマにしています。生命は繰り返し、また新たな命を芽吹かせる。私達人間は自然を断ち切っては生きてはいけない。自然災害の多い現代にこの作品やナウシカをスクリーンで観る機会ができたのはある意味必然なのかもしれません。
6月最終日に観て上半期ベストワンを見事掻っ攫っていきました。生温いストーリーじゃないですよ。私は大好きです、そういう作品が。本気度の高い作品に出会うと自身も本気で心を動かされます。私は環境のせいにするのは嫌いですが、ここに出てくる移民の子供たち等を見ているとそれは違うのかもと気づく。生まれた時からアドバンテージを貰っている人種とそうじゃない人種がいるのだ、悲しい事に。つい最近も白人と黒人のニュースがあって話題だったから知ってる人も多いだろう。環境を変えたければ肌の色を変えるしかないのか。永遠のテーマである