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どの場所でも大輪の花を咲かせられる?


みなさんは今自分が居る場所に満足していますか?


そこに居ることで自分の最大限の力を発揮できます?



私は自分の居場所には割と恵まれてきたと思います。


直感が働くので、ここは違うかな・・と思ったら光のような速さで居なくなります笑。


とはいえ、昔は「ここ違う・・私の居る場所じゃない」と気付いていながらも動く勇気がなく我慢していました。

なんでも、動く時ってすごく労力がいるじゃないですか。それが面倒くさかったんですよね。



我慢して続けていたら・・本当に不思議ですね

色々なところに支障が出てきました。





今から数年前のこと。

当時、働いていたお店のママにいびられていたんですよ、私。


お客様の前で平気でスタッフの悪口を言うママでした。


そこのお店では長年働いていた田中ちゃんという子がいました。


見た目は小柄で一見大人しそうに見えましたが、劇団に入っていて明朗快活な子でした。


その子は私より長い間イビリをされていましたが、いつもグッと堪えて耐えていました。


嫌な事は記憶から消してしまうのでもう会話自体を覚えていないんですが

明らかに田中ちゃんの事であると分かる話を他のスタッフやお客様にするんですね。
もちろん名前は出さずに。
で、散々気に食わないだのあり得ないだの言った後に


「〇〇の事ではないから安心してね」と
その話を聞いていたスタッフにわざとそう言うんです。
それを言われたスタッフも苦笑いするしかありません。


田中ちゃんが近くで聞いているのを分かっていて言うんです。


田中ちゃんはその時後ろを向いて仕事をしていましたが確実に聞こえている筈でした。



それ以外にもお菓子をわざと人数分買って来ずに気に入らない女の子にはあげないとか



私もそういうことをされた1人です。

食べるのが大好きな私にお菓子くれないってどういう事だよ!と怒っていたのを思い出します笑。



平気で子供のイジメのような事をするママだったので私は今でも大嫌いです。



ほんと・・底意地の悪いママでした。



そのママは16歳の時から水商売をしていて当時34歳でした。

キャリアが長くお客様を盛り上げるスキルなどホステスとしては確かに凄かったかもしれない。


「私はすごいんだ」という自負の強い人でした。


「この界隈で私のこと知らない人いないから!」

と面接時に言われたのは今でも印象的で残っています。


はいはい、凄いのは分かりましたよ。


でも貴女は人の上に立つ人ではありませんね。



***



あらゆる様々な年代の職種の肩書の人を見てきて学んだことはたくさんありますが





「優れたプレイヤーが優れた指導者(上司)になるわけではない」





とつくづく感じるのです。


スポーツの世界でもそうでしょう?


優れたコーチ、監督になる人って実は現役時代は際立った良い成績じゃなかったりしませんか?
(もちろん一流選手も中にはたくさんいますが)




プレイヤーとしてのスキルと人の上に立って教えるスキルは全く違うものなんですよね。



人の上に立つ人は、その世界でなかなか結果が出ず苦労してきた人の方が相応しいんだと思いますね。



トントン拍子でなんでもできる人にはできない人の苦労や困難はなかなか理解できないもの。



あとは、そうですねぇ。


自分が気に食わないと思ったら途端に態度を変えて

排除しようとしてくる輩もいるので要注意です。


↑これは件のママのことです。


私が入った当初は物凄く可愛がってくれて私にだけ特別タクシー代など支給してくれました。



しかし、そもそも私は上の人間に全くといっていいほど媚びない可愛げのない性格なのです。
(お客様は別です。)



基本的にクールなのです。(スルーしてね?)




このママに対しては、上記の田中ちゃんへの対応を見て
「こいつは信用ならねぇな」「心を開くのはよそう」と思っていたからというのが強いんですが。



そんな日々が続き



他の女の子達のようにママ〜💕と一向に懐かない私に対して、だんだん嫌悪感を表すようになりました。


このママの大嫌いなところはもう一つあって
お店に来てくださっている常連のお客様の悪口を別な常連のお客様に言うのでした。


しかもお客様が見える位置から言うんです。


もう色々ありえない・・







オラこんな店いやだ〜♩







脳内で繰り返し流れていましたねぇ。


出勤の日が本当に辛く、なかなか足が進まなかったんですよ。

ため息ばっかりついていたなー。


結局、半年働いて辞めたのですが辞める時も色々ありました。


身も心も疲弊した状態で辞めましたが、もっと早くに辞めても良かったなと思いました。


専門学生の時に意地悪なママのお店と別なお店を掛け持ちしてバイトしていましたが、例のお店で働き始めてから専門学校にもいけなくなり単位が足りなくなったので良い事はありませんでしたね。


自分でここは居場所じゃないと早々に気付いていたのに動かなかったせいで招いた出来事です。




どんなに努力してもひたむきに頑張っても、良い根っこを植えたとしても
ちゃんと管理して育ててくれて面倒みてくれる人がいないと大輪の花は咲かせられないし、大成しないのです。


むしろ枯らせてしまうのです。




お花も人間も一緒です。


根を張る場所を間違っちゃいけないんですよね。




私は、意地悪なママのお店を辞めて1年ほど経った頃に
運命の出会いを迎えるんですね。



まさに、私がのちにNo. 1をとることになったお店に入るんですがそのお店の社長・小笠原さんは
私が在籍していた間、1度たりとも私を見捨てませんでした。


小笠原さんとの事はこちらのもんコラムに書いています。

「人生はたった1人、〇〇〇〇〇いてくれる人さえいれば生きていける」

https://note.com/okachi_monko/n/na3d007c92293



それよか、私を叱ったり怒ったりした事もありませんでした。


あ、1度だけあった。


私が半泣きになってワガママ言って駄々こねてたら

「もういい!帰れよ!」


と言われたことが。笑


でもそれ以外に褒められたりした記憶しかない。


本当に良い上司に恵まれたと思います。




自分の今居る場所に貴方のことを認めて伸ばそうとしてくれる人はいるか。

それとも嫉妬して足を引っ張ろうとしてくるか。



自分だけじゃ必ず限界はあります。



二人三脚で一緒に頑張ろうとしてくれるコーチや監督(上司)がいたらあなたは既に大輪の花を咲かせるすぐ手前のところにいるかもしれません。


自分の居場所というのはそれ程重要だということですね。



みなさんが大輪の花を咲かせられますように。





***



そんな私はというと
今、一生懸命伸ばそうと見守ってくれてる上司がいるのに一向に頑張っていません!





いや・・

もんこ、まじでお前は頑張れや!





本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。


















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