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今月の1冊・からだとこころの健康学

東大病院にお勤めのお医者さんが書かれたこの本。

サブタイトルは「健康は自分を知ることから始まる」

もうこの時点で良い感じ。

「あたま」「からだ」「こころ」の3つの観点から健康について理解していく、と言った内容なのですが、この人ボディワーカーなんか?と思うくらいしっくりくる内容です。

まずは「からだ」を動かしてみる
「しなければならない」「気のせいだ」という声は、「あたま」から発信される言葉です。これは、「からだ」や「こころ」が本当に求めているものはなんなのか、意見が封殺されてわからなくなっている状態です。
私たちの「健康」にとって重要なことは、短期的な結果を重視する「あたま」の声に押され続けるのではなく、長期的な展望を持つ「からだ」へと判断を委ね、実際に「からだ」を使ってみることです。もしそれで「からだ」や「こころ」が拒否したら無理して続ける必要はありません。

普段レッスンを通して伝えたいな、と思っているようなことも、優しい言葉で連ねていてすっと入ってくる感じです。

こんな頭の柔らかい方が増えたら、今の世の中の妙なパニック状態も落ち着いて、みんな気持ちよく過ごせそうですね。

スタジオにも置いてますので、ご一読を。

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