特定疾患医療給付制度の申請(重症筋無力症)

前回の記事で書いた、「かながわ難病相談・支援センター」に電話したときのこと。
「支給認定は受けてるわよね?」
そう言われた。
医療給付制度について知ってはいたが、申請していなかった。
「当然申請するべき!!」と言われ、市役所に向かい必要な書類を集めて主治医に相談することにした。

「月約3万円以上の医療費の出費が必要」

給付の認定を受けるには書類を提出し、それを審査され認定される必要がある。
”病気に罹患している”というだけで認定されるわけではなく、病気によって重症度の基準を満たして初めて認定される。
もしくは、罹患していて重症度は満たしていないが、”軽症高額”であると認定される。
重症筋無力症の給付認定基準は、一番低い重症度、眼瞼下垂が出ていれば認定ということになっている。

わたしは眼瞼下垂と軽度の全身症状があるので、重症度的には基準を満たしているはず。

今日主治医に申請したい旨を伝えた。
「月3万円以上の医療費が3か月分必要なんだよね」
それが答えだった。
つまり申請するなら”軽症高額”での申請を目指しましょう、ということ。

認定基準のことは知っていたし、聞いたが
「最近厳しいからね~。通らないと思うんですよね。
歩けない、とか動けない時間があるとかじゃないと」

主治医は治療や薬を重ねて申請できるように動くことも考えてくれてはいる。
一旦わたしは「考えます」と答えて診察を終えた。

途方に暮れる気持ち

この病気の申請において、どのくらいの症状の人がどのくらいの頻度で不認定になるのかは定かではない。
「認定基準は満たしているので、ダメ元でいいから申請させてください」
そう言えば良かったのかな。
分からない。今度の「かながわ難病相談・支援センター」での面談で聞いてみようと思う。
「支給認定を受けていないと支援はできない」とか言われたらどうしようかと不安にもなる。

仕事には困っているけど、この程度の症状では認定できない。
中途半端な立場になってしまったなあ。

難病相談・支援センターの面談は来週。
また終えたらそのことを書きます。