写真の産まれ方#9
2019年5月
ゴールデンウィーク。
写真を撮りに愛媛に向かった。
名前は忘れてしまったけど、とても素敵な浜を見つけてたくさん撮った。介護士時代には、ゴールデンウィークに休みなんて取れなかったから、ぼくにとっては久しぶりの"ホリデー"感覚でした。
この頃の記憶が正直あまりないんです。
どんな会話したかも、ほとんど覚えてない。
だから、写真を見る度に、会話は思い出せないけど、
当時の空気感が思い出される。
風がとても冷たかった。
この日は麦わら帽子を使おうってなって
帽子にどう手を添えるかで楽しみました。
あっ、
会話思い出しました!
風寒!!
寒っ!!
なんかもうちょっと思い出したいな。
当時の状況から思いだしてみます。
僕は、この頃フリーカメラマンを辞めて介護士に戻ろうかどうしようか悩んでいました。
介護士に復帰しても作品撮影は出来る限り続けたい。
土日祝は休みが取りづらくなるので、きっと仕事としての撮影は断らざるを得なくなるだろうな。でも今よりは安定した生活に出来るな...
っていう思いと、
フリーカメラマンという肩書きを無くしたくないな。
ここで辞めたら、恥ずかしいよな...
という葛藤があった時期です。
りっこちゃんはというと
この頃、自身の進路についてかなり悩んでいた様子でした。都会へ出て働きたいなんて話もしてくれてました。
それと、社会人になることへの漠然とした不安も少し感じてるみたいでしたね。
そりゃ、不安ですよね。生活が変わるわけですから。
という、お互いに何かしら"抱えてる"時期だったなと。
だからきっと、この日の会話は上記の何かしらだったんだと思います。
結局会話思い出さんのかーい。
あっ!そうそう。
フィルムでも撮ったんです。
お互いに、不安を抱えながらも撮影は楽しく出来た。
それが、不安を一瞬忘れる事が出来たからなのか
現実逃避であったからなのかはわからないけど、僕はこの日の写真、好きなんです。
いつも思う事ですが、その時その時の"飾らない姿"を撮らせてもらえるので、僕も飾らずに撮影出来てます。
脱線しますけど、クラウドファンディングの支援して下さった方からのメッセージで、"飾らない姿が好きです"と言ってもらえて、
あー!!ちゃんと伝わってるんだ!!
って嬉しくなりました。
本当にありがとうございます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
僕達の写真展「ひとり、ふたり展」開催のためのクラウドファンディングが残り13日となりました!目標金額達成率はおかげさまで87%になりました!
ありがとうございます。
リターンの写真集残り32冊となりました。
この機会に是非、その手に取って頂きたいです。
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