ほか弁で、マインドフルネス(みたいなの)をやってみたが・・・。
最近、マインドフルネスに関する本を何冊か読んだ。その中にあった「食事をじっくり味わう」ことを試してみた。
食事をじっくり味わう。それは、おかずやご飯を、一つ一つちゃんと味わいながら食べると言うこと。
昨晩は、妻が実家に行っていたこともあり、ほか弁で頼んだ「なすの肉味噌炒め」でのトライだ。
テレビを消して、できるだけ集中する。ご飯を口にほおばる。少し硬いのかな。
惣菜が、シャキシャキしている。肝心の、茄子は柔らかくて、なかなかうまい。梅干しも、こんなに酸っぱかったんだ。
ほか弁なので、グルメな食事ではない。でも一つ一つ味わうと、それはそれで味わえるものなんだ。
いつもならテレビを流しっぱなしで食べる。食事なんて、歯みがきみたいな感覚で、とりあえず食べておかないとお腹がすくし・・・。
でも、こうして、一つ一つ味わいながら食べる。なんというか、なんか瞑想に近いかもしれないなと思った。
座禅を組んで瞑想をしたとしても、なかなか集中ができない。雑念ばかり。
でも、こうして一つ一つ味わうことで雑念が出てきても、すぐに食材に気持ちがいく。これはこれでアリなのかな。少なくとも次の日になった時、自分が昨日何を食べたのか思い出せる。
夜、いつもの日課の散歩に出た。今夜は、音楽を聴くのを止めた。歩きながら街の喧騒を感じ、虫の声を聞く。あれは、せせらぎの音だろうか。
立ち止まって、ふと目を閉じてみる。周りの音がまるで3Dのように立体的に迫ってくる。3Dと言うのもちょっと変だな。でも、本当に立体的に音が私を包み込んでくれる。
健康のために歩いているから、正直面倒臭い。こうして周りの音や風を感じながら歩くと、いつの間にか1時間位を歩いていた。苦痛ではない。
食事や散歩でマインドフルネスをやってみたが。どのように効果があったのかわからないけれど。
ただ、いつもならつい未来への不安に感じたり、過去を悔やんだり。でも、今この瞬間を感じとることができたのは良かったのかもしれない。
と、ここまでは昨日のできごと。
本当に感じたままに書いた。でも、今日は違う。静かに胸を押し潰すような感覚に襲われている。
それは不安でもなく、失望でもないけれど、重苦しい感覚のようなもの。
昨日は満たされたのに、今日は一変している。まあ、いつものことだ。いい日もあれば、そう感じない日もある。
じゅんぐりで毎日が繰り返される。結局、マインドフルネスってどうなのかね・・・。やらんより、やった方がいいやろうけど。笑