農業の枠を溶かすby 萩原紀行さん

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のらくら農場「畑のつぶやき」2021年12月15日発行
「農業の枠を溶かす」by紀行さん

もう十年も前から紀行さんが言っているセリフです(先見の明が凄い・・・)
農業と医療、農業と栄養学、農業と販売、etc「自分たちはこういうもの」という
線を引かず、常識という線で引かれた境界線を溶かしていく。

この境界線を溶かすのは化学だったり、人事交流だったりします。
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以上、「畑のつぶやき」から抜粋

自分は「業際(ぎょうさい)」がおもしろいことを起こす機会を作る
とずーっと肌身に沁みて感じてきた。

業際、境界、これは1つの集団ともう一つ他の集団との接点を指すが
この結節点を見つけることは、非常に高度な技術だ。

一見、簡単そうに感じるが
同じ結節点にたどり着くまでに、様々な道筋を模索する場合が多い。

この道筋がいわゆる「文脈」であり、この文脈を形成するには
高度な編集力が必要だ。

一流の編集者がそうであるように様々な分野の下流から川上の資源
その周辺に点在する多様な生態系などの情報を集めて
さらに編集に編集を重ねて、業際を溶かし境界を見えなくして
新しい文脈を作っていく。

たぶん、萩原さんはそういうことを「中量多品目」の有機農業を実践する中で
自然に実践している達人なんだろうと思う。

畑のつぶやきで大切な言葉を教えてくれたマッキーさんは
のらくら農場での5年の農業経験を経て宮崎の新天地で活躍するそうだ。

また、宮崎へ行く楽しみが一つ増えそう!

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