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英語が得意かどうかは○○○を見れば分かる
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今回はウィリアム・A・ヴァンス著、神田房枝監訳『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講』(阪急コミュニケーションズ、2011年)より、英文を見て英語が上手かどうかを見極める術について、ご紹介したいと思います。
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英語で送られてきた電子メールを見て、その書き手が洗練された英語の書き手であるかどうかは、英語の単純さや複雑さがいかに英語に慣れているかの指標であるように思われがちですが、実は違うそうです。
メールの筆者が英語圏になじんでいたり、多くのネイティブスピーカーと交流している人かどうかは、ほとんどの場合、ある特徴から簡単に言い当てることができます。(中略)
その特徴とは、筆者が句動詞(phrasal verb)を使用しているかどうかです。英語圏に住んだことがない典型的な人は、句動詞を使うことが滅多にありません。
なぜかというと、句動詞(例えばfall through, give up, put up with)は、教材だけでは学習しにくいですし、英語圏に行かずにその難しい学習をする動機が芽生えにくいためです。(pp.1130-131)
句動詞を教材だけで身につけるのが難しいのは、意味が文脈や状況に応じて多様に変化するからです。例えばCambridge Dictionaryのサイトでdrop offを調べると、次のような意味が羅列されています。
drop off
・to decline(断る)
・to start to sleep(眠りに落ちる)
・to take someone or something to a particular place, usually by car, as you travel to a different place (drop someone/something off、人や物を特定の場所に連れて行く・持って行く)、
・to become lower in level, value, price, etc(レベルや価値、価格などが下がる)
また、本書ではto stop to leave something(何かを手放すために立ち止まる)という意味も紹介されています。
句動詞を使いこなせるようになるメリットは、相手に英語力をアピールするだけではありません。
大きなメリットの一つが、リスニング力の向上です。会話では至るところに句動詞がちりばめられていますが、その意味を推測で理解していく必要がなくなります。またネイティブスピーカーは、句動詞を「フレンドリーでカジュアルなスタイルでやりとりしていきたいという姿勢を表明できる方法」だと認識しています。(pp.132-133)
映画やテレビ番組、特にコメディーは句動詞の宝庫なので、句動詞を生きた英語の中で学ぶには、英語字幕つきで観賞するとよいそうです。
私は車を運転している間、Stephen ColbertやTrevor Noahのコメディー番組をよく聴いているのですが、たしかに彼らは句動詞を非常に多く使いこなしているように思われます。私自身が聞き取れていないところも相当多そうです。
YouTubeのThe Late Show with Stephen Colbert、The Daily Show with Trevor Noahは自動ではない英語字幕をつけてくれているので、本当にありがたいです。
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しかしながら、世に出回っている句動詞の英語教材は、実際の使用頻度が低いものが多く含まれており、実用的ではないとのこと。ヴァンス先生の研究者仲間が作成した最頻出句動詞のリストがこちらのサイトで紹介されています。リストのPDFはこちらのサイトからダウンロードできます。after the factやfollow up onなど、私が一度も使ったことのない表現が出ているので、参考になりました。
https://www.dr-vance.com/jp/contents/Biz-Eigojutsu.html
今年からココナラでオンライン家庭教師の授業を行っています。基本的には中高生や大学受験生が対象ですが、関心ある方は一度サイトをご覧になって下さい。
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