不便と共に
2月の頭に引越しをしました。
1月までは割と綺麗なアパートで生活していたけど、色々と整っているから家賃はそれなり。そこで家賃を払えるならばローン組んで家買えるわ!と思い、将来のことを考えて一旦貯金をする意味での引越し。
引越し先は街で運営している団地。
普通は予約が殺到していて抽選で住めるかどうかが決まるくらい人気らしい。でも問い合わせをしたその時は予約0。こんなところまでコロナの影響なのだろうか。
わからないけどラッキーだった。
駅近3DKで32,000円。田舎って凄いでしょ。以前の賃貸料の半額以下。やばいでしょ。
で、いざ住んでみてちょっとばかしテンション下がっている。
内見ちゃんとしておけばよかった。
まず、シャワーがありません。
もう一度繰り返しますがシャワーがありません。
自分が小学1年までは実家が五右衛門風呂だったんだけどその時以来ですね、シャワーがないって。
結構不便です。
1歳の娘をシャンプーした時に桶で水を汲んでジャーってやっているんだけど、結構不便です。
朝寝癖を直すにも、起きたらケトルでお湯を沸かして洗面器でお湯と水を割って丁度いい塩梅にしてそれで髪を濡らすという縄文時代みたいなルーティンになっております。
次にカビです。
具体的な築年数はわからないけど40年以上であることは確か。多少リフォームされてはいるけれど本当に多少。しかも全室畳。
掃除したら多少ましになったけど寝具を敷きっぱなしにするとたちまちカビが繁殖するでしょ。
なんていうか一気に新しい生活様式になってしまってちょっと混乱しております。
でもこういった不便さを感じる事で誰だかわからない皆様の技術に支えられて今の便利な生活が成立していたんだなーなんて痛感しました。
便利な方がそりゃあいいけれど、ケトルでお湯を沸かしたり皿洗う時にお湯がでなくて冷たい水で洗ったりしているとよくわからないけど生活している感を強く感じられて、悪くないかもなっても思う。
強制的に昭和の生活に戻ったような感じ。小さい時こんな感じの家だったから。
永住するわけではないから、引越しするまでは不便さを楽しもうと思う。