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自然から遠くなると

まだ全然構想の段階なのだけどYouTubeで健康に特化した本の要約チャンネルをやろうかなと考えている。

本読むの好きだしYouTubeを開いてみる比率が多い。それに編集できるソフトを持っているならやってみようかな、というなんとなく。

図書館で借りてみた一冊が 自然と触れ合うとどんな健康効果が得られるか といった面白い内容だった。

読んでいて「どんどん自然から離れた生活になっているな」と思った。

子どもの頃は林に入ったり池でザリガニを釣ったりしていたし、20代前半は登山(ライトなやつ)が趣味で休みになるとリュックにカメラと飲み物と簡単な食べ物を入れて登りに行っていた。

今はそういうの全くなくなったなぁ。

散歩こそ継続しているけれど近隣は人が住みやすいように作られた街だから「ザ・自然」というのは車で走らないと触れることができない。意識しないと。

そんな事を考えたら急に森の中を散策したくなった

結構深い森を想定して持ち物を考えた時に「包丁」がリストアップされた。いや、あの、護身用です。

森って怖いじゃないですか。何があるかわからないし何が起きるかわからない。

街にいればぬくぬくと生きていられるけれどいざ森に入るとなると命を考えないといけない。生死。大げさかもしれないけれど個人的にはそれくらいしないと森に入ってはいけないような気がした。

包丁持ち出してまで行きたくなかったので車を走らせて小学校の裏山に行った。

車を降りると草木の濃い香りがした。イチョウの香りと落ち葉の湿った香りが混ざっていて嗅覚で秋を感じた。懐かしい香り。

ジッとしていると枯葉が落ちる音、鳥のさえずり、風の音が聞こえた。なんかよくわからないけど感動した。

それから小学校の方に歩いて芝生の上に座ってただボーッと。本当に何も考えないで10分くらいボーッとした。した、というかしていた。いるだけで心地が良くてそうするしかなかった。


今日体験してみて思ったのは忙しい人ほど自然の中に行った方がいいということ。

忙しい人って分単位、秒単位で仕事に注ごうと考えると思うんです。それでいて仕事以外の事に時間を使うのを勿体無いと考える人が多いような。

そうするとどうしても間がなくなるんですよ。余白が。

自然の中に行くって言うのは間を作ることだと思うんです。

何事にも間って必要。文章だって間を開けないで書いたら窮屈になる。読むのが疲れる。

余白不足なんですよ。

時間勿体無いと思う気持ちをこらえて行ってみて欲しい。

凄く心が潤うし思考がクリアになる。

自然と触れ合う恩恵は計り知れないから定期的に時間を作って行こうと思った自分です。

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