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お米太郎
2020年11月5日 10:49
適当に始まりだけ書いといて、続きが気になるやつを書いたりする。更新。景色の描写をしてみよう。冷たい風が、ビルの隙間から、忙しなく歩く人の間を抜けてゆく。/ 先を歩く女は、手に持った荷物に風を受けながらも、まっすぐ前に向かっている。彼女は前を向いたまま何か言葉を発したが、聞きとれない。私は聞き返す労力を惜しんで、適当な相槌を打った。女は、両手の荷物を持ち直した。/15分前に名古屋駅を出た各駅