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NAWOD CURRY(下北沢創作スリランカカリー)

下北沢といえば、カレー。(と古着)

東京でカレーを食べるなら下北沢。

田舎者らしくきょろきょろしながら道を歩いていると、
いたる所にカレー屋さん。

お店の前を通るたびに
スパイスの良い香りががぷわ〜んとやってきて食欲を刺激する。

ピックアップしていたお店がいくつか休業で
肩を落としていた私たちだったのだが、

気を取り直して、ここも行きたかった
スリランカカリー NAWOD CURRY

さんに伺うことにした。

下北沢駅から歩いてすぐの雑居ビルの2階にある。

階段は人がすれ違うのは不可能と思われるほど狭くて、薄暗くて、長い。

何ともいえなく不気味な感じもして、
1人だったらちょっと諦めてたかも。笑

店内は雑多な雰囲気で、白いコンクリートの壁に銀色の机。
んー、アメリカン?な感じというのか。
でもここはスリランカのはずだよね。

人口密度と気温と熱気、どちらも高め。

奥にオープンキッチンがあって、
タトゥーをしたイケイケな店員さんたちが元気に迎えてくださった。

メニューの種類が少なくて、迷わなくて済むのがありがたかったり。
今週の日替わりカレーはこちら。

私たちは
3種盛り+ジンジャーエールを注文。

程なくして運ばれてきたカレーがこちら!

左から黄金出汁の鯖カリー、豆カリー(副菜のパリップ)、ブラックポークカリー、野菜のココナッツミルクカリー

黄金出汁の鯖カリー

骨抜きされた切り身の鯖、ほうれん草、にらが入った和風カリー。

かつお節も散らしてあって、出汁の味が口の中にぐわっとやってきて、じんわり広がる。


スリランカに行った気分になってうかうかしていたら
このカリーで急に日本にお帰りなさい!
という安心感と安定感。

にらの滋味深さもいい。

出汁の力ってすごい。
私はやっぱり日本人だわ。笑

追記:
スリランカでは、料理に鰹節を入れる文化があるそう!(世界では日本とスリランカだけ)
わが国と、世界で唯一無二の鰹節兄弟。
通りで親和性が高い味がしたはずだ。

平野紗希子さん「私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。」



ブラックポークカリー

まずこの豚肉のビジュアルに大拍手。

私は柔らかいです、と言わんばかりの表情。

そして期待を裏切ることなく、スプーンで簡単に崩せる柔らかさ。
(塊の豚肉が柔らかかった時の喜びは、スーパーのがらがらで大当たりくじを引いた際の歓喜と似ている。)

注文時に、
「結構辛い青唐辛子ペーストをお付けしますか?」
とのことだったので、お願いした。

食べてみると、
青唐辛子ペースト無しでもまあまあ辛い。

混ぜると舌が痺れる刺激とともにキリッとしたスパイスの味。
でも不思議と、後引く嫌な感じはしなかった。

野菜のココナッツミルクカリー

じゃがいも、いんげん、人参。
こちらの野菜が入った優しく甘いカリー。

ポークカリーを食べた後だと余計に、
ココナッツのミルク感がありがたい。

副菜4種

パリップという豆カリーはほくほくしていて
他のカリーの引き立て役。

カレー屋さんやってお豆たちの使い方うまいよなぁ。

ゴーヤのテルダーラ
モロヘイヤと春菊のサンボーラ
赤玉ねぎのビネガー和え

タイ米と一緒にごちゃっと混ぜていただいた。

ゴーヤ、いよいよ夏が始まるぞって教えてくれた。

ここのカレーは全体的に塩分しっかりでパンチも強めという印象。

暑い中で運動して、沢山汗をかいた後にモリモリ召し上がってはいかだろうか?


下北沢という場所を探検すれば、
世界のカレー旅ができそうだ。


まだまだ私のカレー研究は続く。

ごちそうさまでした🍛

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