魔法の言葉は怖い言葉
よく耳にするMBTIという言葉。
私にとっては会話に影を差す言葉にしか聞こえない。
『ねえねえ!MBTIなんだった?!』
そのお決まりのフレーズから始まる会話は、
盛り上がる一方で、相手を品定めしたり、浅い関係をまるで10年付き合った友達かのように知った気になれたりする魔法の言葉だ。
ただ、MBTIを否定しているわけでは決してない。
むしろ自分を知ることができたり、私こんな考え方しちゃう性質があるなら仕方ないかぁ。
と自己分析できたりと、シンプルに面白いと思う。
そんな私のMBTIは、
ESFP エンターテイナー
ISFP 冒険家
INFP 仲介者
ENFP運動家
コロコロ変動型✌︎
何となく傾向はあるけど、その時の環境や関わる人間関係によって変わるタイプです笑
そして、完全に外交型/内向型が50vs50でした!
思い当たる節あり。すごいぜ。笑
私は飲食店スタッフという職業柄、
社交モードスイッチが入ると…
お客さんを笑顔にさせたい!とか目の前の人を喜ばせたい!という気持ちが強くなって
側から見ると、いわゆる"陽キャ"になります。
なれます。
ON/OFFの差がすごいタイプ😂✌️
ある時、そんなONモードの私を見て
お客さんが、あの魔法の言葉を私にかけてきた。
更に、『絶対エンターテイナーだよねえええ!!』
というオプションワードまで追加された。笑
『絶対』というワードも含めて
その言葉全てに違和感!!!!!!
確かに過去に、エンターテイナーという診断結果が出たこともあった。(1回だけ)
がしかし、貴方の言う"エンターテイナー"ってつまり"陽キャ"という意味で言ってますよね??
それこそ…『絶対』。
と心の中で叫びながらも、ONモードの私は
キャピキャピ陽キャを全開にしながら接客を続けていると、挙げ句の果てには
『私エンターテイナーの人と相性いいんだよね!運動家とは相性悪いの!』
へええええ!!!
1番最新の診断だと、私は運動家ですけどお?!
と思い、
『え!わたしの最近の診断は、運動家だったんで、相性悪いですね🥲ぴえん』と
ちょけて言ってみたら、
『いやいや、絶対エンターテイナーだよ!ちゃんと質問読んだ?!笑 もう一回やりな!』
ええええ?!!!!!!
私はもうこの話題を切り上げました。笑
決めつけにも程があるぜ…。
私のキャラクター上
『悩みなさそう!』ともよく言われるのだけど…
それと似たような感情を覚えた。
貴方は私の何を知っているの??
と聞きたい。
MBTIという魔法の言葉に囚われている人へ
今一度考えて欲しい。
貴方には精密な脳みそも、優秀な目も、耳も、繊細な心も持ち合わせています。
MBTIに頼らなくても、この人好きだなぁとか、苦手だなぁとかある程度判断できます。
MBTIで人を見るのではなく、
自分の心や目を通してその人を見てほしい。
そして、時々わからなくなったり、指標が欲しくなった時にこういうものに頼る事も必要だと思います。
けど、全てじゃない。
自分が自分を理解したいと思うように、
他人の事も全ては理解できていない。だからこそ他人が他人を決めつけてはいけないと思う。
下記サイトに書かれてるいことを読んでほしい。
自分を理解するための手段の一つであって、他人を傷つけたり、他人に押し付けたり、決めつけたりする道具ではない。